暦の上では・・・
お盆も終り、今年の夏もいよいよ終盤を迎えようとしております。
しかし相変わらず厳しい暑さが続いておりまして、中には40度を超える気温を記録したところもあるようです。
今年から35度以上に気温が上がった日は猛暑日と呼ぶようになりまして、これで25度以上の夏日、30度以上の真夏日、35度以上の猛暑日と、5度刻みで呼称が変わることになりました。
だったら40度以上にもなにか呼称が欲しいところです。やはり35度と40度ではだいぶ暑さが違うと思うのですよ。それを同じ呼称で済ますのは、かわいそうってものです。
そこで「獰猛暑日(どうもうしょび)」ってのを考えました。
これならまるで熱い空気が肌に噛み付いて来そうな感じでいいんじゃないでしょうか。
で、さらに気温が45度以上になってしまいましたら、これはもう呼称がどうのという段階ではありません。
まあしいて言えば、「もうどーしょもない日」ってところでしょうか。
地球温暖化ですので、気象庁の方も新呼称の採用をお早めにご決断下さい。
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*このメルマガの前半からの続きです。
さて、地球温暖化を少しでも防ごうと、私の仕事場ではエアコンを使っていないのですが(使いたくても使えないという見方もありますが)、その代わりに緑のカーテンを作ろうと窓の下に蒔いたアサガオは、お盆を過ぎたというのに一向にこの二階の仕事場の窓を覆ってくれません。
一番成長の早いもので窓の上30cmほどまで来てはいるのですが、このスピードでは窓を全部覆うのは9月になってしまいそうです。やれやれ。
しかし毎日アサガオの成長を眺めているうちに、今まで知らなかったことがたくさんわかりました。
確か小学生の時にもアサガオの観察はやったはずなのですが、いったい私は何を見ていたのでしょう。
一番驚いたのは、ツルが枝分かれすることでした。
えっ? そんなことも知らないほうが驚きだ?
でも本当に知らなかったのですよ。
私は一本のツルがスルスル延びて行くだけだと思っていたのです。
ところが実際にはツルの途中から枝分かれをしたツルが、横方向にもその勢力を伸ばそうとするのです。
で、不思議なのが、枝分かれするやつは何本も新しいツルを伸ばして行くのですが、まったく枝分かれせずにただ黙々と上を目指すアサガオもいるってことです。しかもそいつは決して成長不良というわけではなく、むしろNo.1を競うほどの成長株だったりするのにです。
あの枝分かれをするかしないかの分かれ目っていうのは、何なのでしょう?
それから、枝分かれしたツルが行き場を得られなかったときの動きもおもしろいです。
枝分かれして横に張り出したツルが行き場を失うと、しばらくは重力に負けて下に進むのですが、その後ぐぐっと体勢を反転(Uターン)させて上を目指し始めるのです。あんな細いツルなのに、実にたくましいのです。
まあそれもまた行き場を失うと、再び下がって来てしまうんですけどね。
ああ、アサガオって、人生みたいだなあ。
それでは今回はこの辺で失礼させて頂きます。
まだまだ厳しい残暑が続くかと思いますが、くれぐれも熱中症にはお気をつけ下さい。
また来週!