日本では防災週間(もう本日が最終日のようですが)ということでございまして、各地で訓練などが行われたようですが、そもそもが関東大震災(大正12年9月1日)の起こった日を「防災の日」としたことから、訓練の内容も地震がらみのものになっているようです。
で、インドのお話しなのですが、インドでも2005年10月のパキスタン地震(国は違いますがインド亜大陸ですので)や2001年1月の西部地震など、かなり大きな被害をもたらした大震災が起こっています。
ただし首都デリーに関しましては、あまり地震は起こらないようでありまして、そのためか住宅やビルなどもその建築資材にレンガを多用したりなんかしております。
そんなわけでデリーの人々の「地震に対する備え」の意識というものは、おそらく皆無に等しいのではないかと思います。
しかしそんなデリーでも、火災に関してはちゃんと備えをしております。上の写真は私がよく泊まるホテルの廊下に装備されている消火器です。
左のやつはラッパ付ホースの先から消化剤が噴出するタイプで、右のやつは本体上部のノズルから噴出するタイプのものです。
このようにインドでも各種消火器が売られているわけです。
そんでもってこの下の写真(ちょっと手ブレを起こしておりますが)なのですが、これは別に消火器屋で撮ったわけではなく、ガンディー記念館の廊下に陳列・・・いえ、備えられていた消火器たちなのです。きっと時期を経て買い足して来たのでしょうが、違ったタイプのものがいかにも「適当に」という感じで壁にくっついております。
まあ「備えあれば憂いなし」ではありますが、壁への設置方法ももうちょっと考えた方が、いざって時の動きが違うと思うんですけどねえ。
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