インドのホテルのバスルーム事情その1ではシャワーもないバスルームをご紹介致しましたが、今回はその反対に豪華なバスルームのご紹介です。
ここは高級スパリゾートホテル「アーナンダ・イン・ザ・ヒマラヤ」の、スイートルーム付属のバスルームです。いえ、私がここに泊まったわけではないのです。見せてもらっただけなのです。
どうです、この落ち着いた雰囲気。
まず写真の右手前には洗面台が写っていますが、洗面台のテーブルトップはガラスになっていて、そこに白い陶器製の洗面器がはめ込まれています。もちろん洗面器は排水管のついたものなのですが、テーブルトップがガラスなものですから排水管も上から丸見えなわけです。なので排水管まで常にピカピカに磨き上げておかなければならないわけで、お掃除担当の人はさぞかし大変だと思うのですよ。まあ不幸中の幸いは、排水管がガラス製でなかったことでしょうか。ガラス製なら内側まで磨かなければならないところでしたから。よかったよかった。
次に床なのですが、白と黒のマーブルを使用したチェック柄になっています。
これならお風呂に入りながらチェスやオセロ、またはマルバツゲームをし放題です。さすがに高級ホテル、よく考えられていますね。
さて、一番奥をご覧下さい。
そこには白く輝くバスタブがあります。インドでバスタブにゆったり浸かるというのはとても贅沢なことなのです。
もちろんシャワーだってあります。シャワーはバスタブの横に埋め込まれた形で設置されていて、使うときにはそいつを引き出す仕組みになっているわけです。
また、バスタブの右側にはマクラが置いてあり、ねえあなた、お風呂に入りながら寝てもよろしいのよと誘っています。
さらにその上方には丸い拡大鏡が設置されています。
これはなんでも大きく映し出すので、鼻毛を抜いたりするのに便利なのです。だからセレブはあまり鼻毛をはみ出させたりしてないのですね。
そしてこのバスルームには大きな窓もあります。
しかも窓の外は、このスイートルーム付属のプライベートスペースですので、ハダカを覗かれる心配はありません。
まあもしかしたら庭師が外で仕事をしていることもあるかもしれませんが、それは仕事でやってるわけで、なにもセレブのハダカや鼻毛を抜いてるところを見ようとしているわけではないので許してあげて下さい。庭師、うらやまし。
とまあ、インドにもこういう豪華なホテルがあるということです。
とにかくインドも地獄も金次第ということなのです。
でも私は、もしこの部屋に半額で泊めてもらえるのなら、安いホテルにタダで泊めてもらった方がうれしいなあと、現実的にはありもしないことをつい考えてしまうのであります。
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