ここはマドライの鉄道の玄関口、マドライ・ジャンクション駅です。さすがは100万を超す人口を抱える大都市の駅だけあって、つい最近改修されたらしき駅舎はモダンで、駅前も実にきれいに整備されていました。
そしてこの街のシンボルであるミナークシ寺院のゴープラムを模した飾りが、駅舎の上に誇らしく鎮座しております。
さらに驚いたのは正面玄関のひさしの上に設置された電光掲示板です。
この掲示板、列車の発着情報をカラー文字で表示するだけでなく、動画まで映し出すというハイテクスクリーンなのです。
動画の内容はたぶん企業広告(テレビでも流れているCMかなにか)だと思いますので、インド国鉄の広告料収入確保の策なのでしょう。
そんな最新式にしてきれいな駅に見えたマドライ・ジャンクション駅でしたが、一歩駅舎の中に足を踏み入れますと・・・
よくある普通のインドの駅でした。
そして私のお目当ての体重計はといいますと、なかなかレトロな雰囲気で実にいい感じです。それではさっそく体重測定と参りましょう。
よっこらしょの、ガチャリ、と・・・
体重は67kgでした。
表側のデザインはムンバイのものと同じですが、裏側に印刷された文章がタミル語(たぶん)になっていて、それだけが「タミル・ナドゥー州のどこか」で体重測定をしたというアカシになるわけです。
できればご当地カードで日付入りにしてくれたら、コレクターがもっと増え(コレクターは何人くらいいるんだろう?)、広告料を凌ぐ収入になるかもしれないのにね。
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