〔当時のメモより〕 *金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。 2010年3月27日(土) アーマダバード 晴 日中33℃ バス停は線路の向こう側。踏切でもない所を渡る。 バス停にいた人に身振りも交えて確認し、無事バスに乗ることができた。Rs.4 バスを降り、パーラーでコーラを飲む。 ティーン・ダルワーザ近くの串焼き屋でマトンサンドRs.10を食べる。 ホテルに帰るとフロントの男が、半日分の料金でチェックアウトを9:00にしてくれると言う。実に助かる。 タオルをもらいシャワー。 6時 ルームサービスを頼む。 テレビを延々と見るがCMがやたらに長い。 9時少し前チェックアウト Rs.2727 リキシャRs.30 体重計 70.5Kg 9:30 列車入線 席は向かいがビジネスマン風の男性、もう一人は17~18歳くらいの娘さんで、ひとりでムンバイに行く様子。家族が見送りに来ていて泣きそうだった。家族も心配そうだった。 10:01 出発 |
【以下の解説は2012年10月5日のものです】
〔以下メモに解説を加えて〕
2010年3月27日(土) アーマダバード 晴 日中33℃
バス停は線路の向こう側。踏切でもない所を渡る。
線路をくぐる地下道もあるのだが、車優先のインドゆえ怖くて歩いてなんて入れない。それにバス停らしきものが線路の向こう側に見えているので、そこは単純明快に直線で行ってしまうのである。ただしインドの列車は垂れ流し式トイレなので、足元には充分気を付けなければいけないのだ。
バス停にいた人に身振りも交えて確認し、無事バスに乗ることができた。Rs.4
帰りも人々の善意を持ってして無事バスに乗れた。しかも今度は「正しいバス」なのだ。料金は4ルピーだったが、朝は1ルピー分しか乗らなかったので、やはりその後の距離の方が長かったということになる。
バスを降り、パーラーでコーラを飲む。 プラカップにストローを刺してRs.18 高い。
パーラーと言ってもアイスクリームなども売っている小さな売店である。何を気取っちゃってるのか知らないが、こんな容器に入れてもらってもその場で一気飲みするので無駄なだけなのだ。店員の目の前でストローとふたを捨ててやったぜぇ~、ワイルドだろぉ~
ティーン・ダルワーザ近くの串焼き屋でマトンサンドRs.10を食べる。 今日はベンチに座らせてくれた。 すぐ後ろの店でコーラ Rs.10
今夜の列車でアーマダバードを発つので、このマトンバーガー(串焼きマトンを挟んだもの)も食べ納めなのだ。と言っても昨日初めて食べて今日は二回目なのだが。でも店のあんちゃんもすでに常連扱いしてくれ、椅子まで勧めてくれたのが嬉しかった。
ホテルに帰るとフロントの男が、半日分の料金でチェックアウトを9:00にしてくれると言う。実に助かる。
朝の交渉決裂から進展があった。半額の料金で9時までいていいという譲歩案が示された。半額と言うと二人で364ルピー、一人分は・・・日本円で364円くらいなので即決した。
タオルをもらいシャワー。 ついでにTシャツとパンツ、靴下を洗う。
タオルの交換は本来宿泊する場合のサービスなのだと思うが、4時間で半日分を払っているのでそれくらいは要求してもいいと思う。それにしてもあと数時間で出発だと言うのに、洗濯するとはいい度胸である。
6時 ルームサービスを頼む。 サービスティーRs.20、バター・ジャム・トーストRs.20 サービスティーは小さなポットが2個。一つがお茶、もう一つがミルク。4杯ほど飲める。
シャワーも浴びてサッパリしたので、あとは出発の時までエアコンの効いた部屋から出ないのである。なので夕食はルームサービスとした。でもこの時間(インド人は夕食の時間が遅い)ではたいしたものがなく、朝食のような内容なのである。
テレビを延々と見るがCMがやたらに長い。
インドのテレビは本当にコマーシャルが長い。映画の途中でも長いコマーシャルがたびたび挟まるので、映画を見ていたことを忘れてチャンネルを変えてしまうこともある。
9時少し前チェックアウト Rs.2727
列車が10時発なのに対して、ホテルに9時までいられると実に楽である。なにしろ暑い時季なので、いかに列車に乗り込むまでに体がベタつかないようにするかは大切なことなのである。
リキシャRs.30 9:15には駅に着いた。
一度駅まで25ルピー(実際には30ルピー払ったが)で乗っているので、今回は簡単に料金交渉が済んだ。もっとも観光客の少ないアーマダバードでは、あまり高く吹っかけられることはないのだが。
体重計 70.5Kg 水 Rs.12
駅での基本行動は、体重計に乗ることと水を確保することである。
9:30 列車入線 勇んで乗り込むが車両を間違え移動する。
そしてもうひとつ忘れてならないのが、乗車車両の入り口に貼り出される乗客名簿で自分の名前を確認することである。で、この時はそれを怠り違う車両に乗り込んでしまった。車両が違うことに気づかずに同じ席番号を見つけて荷物を降ろしホッとしていると、正規の乗客が現れ初めて間違いに気付いたというわけである。
席は向かいがビジネスマン風の男性、もう一人は17~18歳くらいの娘さんで、ひとりでムンバイに行く様子。家族が見送りに来ていて泣きそうだった。家族も心配そうだった。
学校にでも入るのか、家族と娘さんの表情からはとても短期の旅行とは思えない雰囲気が感じられた。さぞかし親御さんも心配であろう。しかも列車の中で一晩を一緒に過ごさなければならない乗客が、得体の知れない外国人では「よろしくお願いします」とも言えないだろう。もっともこちらもお願いされても困るのだが・・・
10:01 出発 早々にベッドに上がり寝る。 エアコンの風が頭に当たり寒い。 毛布を首までしっかり掛け、頭だけ冷やして寝た。
なので私も、少しでも娘さんの不安を取り除いてあげようと、早めにベッドに上がり寝てしまうことにした。この時は二段ベッドの上段だったので、天井に設置されたエアコンの吹き出し口が頭のすぐそばにあり、冷風が私の剃りあげた頭に直接当たるのだった。体だけはしっかり毛布で覆い、頭寒足熱で眠りについたのだった。