インドの街角で売られていたほうき。
履いて捨てるほど積んである。
インドのほうきには柄がなく、しいて言えば束ねた上部を持ちやすくテーピングして柄としてある。とても単純な作りなので、誰でも簡単に作れるのだ。
しかしこの右側にビニールに入って売られているものはいわゆる量産品で、作業所(工場というほどのものでもないであろう)でまとめて作られ、小売店に卸されるのである。
こうしたほうきにはプラスチック製の鞘をはめて持ちやすくするなどの工夫がされていて、一般の人が作るものとはやはり差がある。私もマハーバリプラムの宿で使っていた(こちら)が、なかなか使いやすかった。
とまあ、こうして既製品が幅を利かすようになると、今まで自分でほうきを作っていた人も、次第にその製作を放棄して行くのである。
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