インドでビン入りや缶入りの飲み物を注文すると、こんな風にストローを差して来てくれることがあります。ビンや缶に直接口を付けて飲むのが嫌な人には、なんとも嬉しいサービスです。ただこのストロー、日本のものに比べて材質が薄くて弱く、そしてまた細くて長いため、途中で折れてつぶれてなかなかジュースが上がって来なかったりするのです。
あー、すんげえノド乾いてんのにイライラすんなあ!
というわけで、私はせっかくのご好意で差してくれたストローと知りつつも、そいつをそっと抜き取り、そのままラッパ飲みでグビグビ飲んでしまうのです。
それでも最近のストローはプラスチック製なのでまだいいのです。
昔のストローは表面に蝋を塗った(染み込ませた?)紙を螺旋状に巻いて細い筒にしたものだったため、ジュースを吸いこもうとすると、螺旋の継ぎ目から空気が漏れ入って来て大変だったのです。
特にコーラなどの炭酸飲料は、そもそもあまり冷えていない状態ということもあり、飲もうとすると炭酸がすぐに気化する上に、さらにストローの継ぎ目から入って来る空気が加わり、一本飲んだだけでお腹がいっぱいになってしまったものなのです。げっぷぅ~。
とまあ、とにかく私にはインドのストローは無用の長物ですので、店員がストローをビンに差す前にその使用を断ることで、その分料金を安くしてもらえたなら、環境にもお財布にも優しいエコロジー&エコノミーが実現できますので、インドのお店にはぜひそんなシステムをご検討頂きたいと切にお願いする次第なのであります。
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