暦の上では・・・
昨日は七夕でした。
そして関東地方はもんのすごっく!暑かったです!
北は北海道から南は沖ノ鳥島まで、地域によっては気温もだいぶ違うでしょう。
しかし今年は猛暑です、もーしょ。
前々から何度も何度もくどくどと申し上げておりますが、ここ(私の仕事場)にはエアコンというものがございません。
なぜ「エアコンがないのか!」と申しますと、早い話お金がないのですが、それでも夏の到来前には「気力で夏の暑さを自らのパワーに代え、仕事をばりばりやってやるぞ!」と意気込んでいたのでございます。
ところがです。やって来たのはそんじょそこらの夏ではなく「猛暑」だったのでございます。
とても「暑さ」を「やる気」に変換なんてできません。
考えてみたら私は太陽電池ではなかったのです。できるわけありません。
そんなわけで、昨日は朝から室温が30度を超え、午後2時には35度に達してしまいましたので、これではいかんと仕事場から早々に脱出してしまいました。
でも暑いときに涼しい場所を求めて移動するのは動物の自然な行動です。
犬や猫は涼しい場所をよく知っていて、そういう場所に移動しては昼寝をしていたりします。
人間も熱帯夜などはエアコンのない部屋では寝づらく、エアコンのある居間に移動して寝たりします。
まあできれば寝室にもエアコンくらい欲しいところなのですが、そんなときに限ってパソコンが壊れてしまい、やれディスプレイだスキャナーだのと、そちらにお金が出てしまってエアコンどころではなくなってしまうものなのです。
いえ、別に誰の話ってわけではなく、たとえばの話なのですが・・・
それで、暑いときに移動するのは人間にとっても自然な行動で、特に猛暑の時にはそれが顕著になるという故事が中国にあります。
それは、子供が暑くて勉強できないといけないと思った母親が、3回も引越しをしたという話です。
「猛暑三遷」と言います。
注:本当は「孟母三遷(もうぼさんせん)」です。
いやあとにかく暑過ぎて、もともと用意していた「七夕」の話題に移るのが遅くなってしまいました。すみません。
さて、ご存知のように七夕は1年に1度織姫と彦星が逢える日です。
それでは、なぜ二人が1年に1度しか逢えなくなってしまったか、覚えておられるでしょうか?
実は私も幼稚園の時に絵本かなにかで見たのを最後に、七夕の物語に接することなく、こうして立派な若者に成長しました。めでたしめでたし・・・
じゃなくて、七夕の物語の内容をすっかり忘れておりました。
七夕は願い事をかなえてくれるお祭りぐらいにしか考えていませんでした。
そこでこの度このメルマガを書くにあたり、ざっと七夕の物語をおさらい致しましたので、私同様七夕の物語を忘れてしまったという方のために、ここでごく簡単に内容をご説明したいと思います。すでに昨日七夕は終わってしまったというのにです。
それでは「七夕物語」です。ぱちぱちぱちぱち・・・
天界の神様の娘織姫は、はたを織るのがたいそう上手な働き者でした。
ある時神様は織姫のために、牛飼いでやはり働き者の彦星を婿に迎え入れました。
結婚した二人は仲むつまじく暮らしたのですが、二人で遊んでばかりで仕事をしなくなってしまいました。
そこで怒った神様が、二人を天の川のあちら側とこちら側に離れ離れにしてしまい、年に1度だけの逢瀬を許したのです。
うっうっうっ・・・
どうです、悲恋の物語じゃありませんか。
せっかく好き合っていた男女をむりやり引き離してしまったんですね。
しかも元はと言えば、神様が自分で引き合わせたのにです。
でも、この話を現代に置き換えてみますと、その状況が分かりやすくなります。
それでは「新・七夕物語」です。ぱちぱちぱちぱち・・・
親が娘のために縁談を持ち込んで来ました。
相手は真面目な勤め人で、娘も相手が気に入ったようです。
話はとんとん拍子に進んで婚礼と相成り、幸せな新婚生活へと入ったのですが、結婚直後から夫婦でパチンコにはまりだし、夫は仕事を妻は家事をほっぽり出してのパチンコ屋通い。
これではいけないと思った両親は、パチンコを止めないなら離婚しろと迫ります。
しかし二人はもはや相思相愛、別れるなんてできません。
それならしばらくの間別居して、真面目にやれるかどうか試してみよう。
そしてその状況を見てまた一緒に暮らせるか考えてみよう。
ということになりました。
再会は七夕の故事にならって来年の7月7日にしようと親が提案しますと・・・
ふたりは声をそろえて、
「おしい! もうひとつ7がそろえばなあ~」
と言ったとか言わないとか・・・
お後がよろしいようで・・・
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
昨日私が2時過ぎに職場放棄をしたのは、実は暑さだけではなかったのです。
前々から誘われていたナイター観戦に行くために仕事を早仕舞いしたのです。
(もちろんやるべき仕事はきっちりやりました。メルマガ作り以外は・・・)
東京ドームで行われた巨人-横浜戦も気温に負けないくらい暑かったです。
私が座っていたのはレフト側外野席の最前列だったのですが、初回ジャイアンツの選手が守備につく際に客席に投げ込むサインボールを見事にキャッチしたのです!
あっ、一部表現が正確ではなかったので、訂正致します。
1回の表、レフトの守備につく高橋由伸選手が投げたボールを見事にタッチしたのです。キャッチではなくてタッチです。
実際には私の手のひらに収まったかに思えたサインボールだったのですが、指を閉じるより一瞬早くボールが跳ね返り、さらに私の横にいた友人の顔面を直撃したあと床に転がり、友人の横にいた見ず知らずの女性がすばやく拾い上げバックに仕舞い込んでしまったのです。
まあ私はジャイアンツファンではないのでそれほどサインボールが欲しかったわけではなく、むしろジャイアンツファンの女性の手にサインボールが渡ってよかったなあくらいに思っておりました。
なにしろ外野スタンドはジャイアンツの私設応援団並びに熱狂的なジャイアンツファンの陣取る場所ですので、周りは筋金入りのジャイアンツファンばかりなのです。
試合の方は逆転に次ぐ逆転で大いに盛り上がり、猛暑を上回る熱気がドーム内をうねうねと這い回っておりました。
そして1点差で横浜がリードして迎えた9回裏ジャイアンツの攻撃、野球をご存知の方なら誰でも予想する場面がやって来ました。
そうです、ハマの大魔神、佐々木の登場です。
場内アナウンスが佐々木の登板を告げます。
「ベイスターズの選手の交代をお知らせ致します。ピッチャー斎藤に代わりまして、佐々木、ピッチャー佐々木」
この場面にはさすがにジャイアンツファンの多い東京ドームもどよめきます。
佐々木の投入でジャイアンツの追撃が今絶たれようとしているのです。
うぉ~~~~
そして・・・
私の友人のそのまた横のサインボールを取って喜んでいた女性が・・・
ものすごい勢いで拍手しとりました・・・
返せ!そのサインボール!
私にじゃない!
顔面にボールを当ててしまった、生粋のジャイアンツファンのこの友人に・・・
あっ、こいつも拍手してやがる・・・
まあスポーツ観戦は勝ち負けよりもいい試合内容のものを見たいものです。
いい試合内容なら、たとえひいきのチームが負けても満足できるのではないでしょうか。
でも、ポリシーだけはしっかり持ちたいものですね。
私も当初の意気込みの「夏の暑さに負けない!」を貫き通すために、体力づくりを始めました。
それはラジオ体操です。
そして今年の夏は近くの市営プールに毎日行こうと思っています。
さらに市営プールには自転車で行こうと思っています。
つまりは体操、水泳、自転車の三種目をこなすので、これもトライアスロンと言えるでしょう。
とは意気込んだもののこの猛暑です・・・
トライアスロンより、ドライアイスの方が必要かもしれません。
それでは、みなさん!
早寝早起きラジオ体操で、規則正しい生活と健康な体を作って下さい!
また、来週!
さて、ビールでも飲むか・・・