デリーの朝は一杯のチャイで始まる・・・♪ダバダーバダバダー
なんて感じで道端の縁台におっさんが二人腰掛けてチャイを飲んでおりますが、なにも二人してぽつんと道端でお茶してるわけではなく、写真には写ってませんがこの左手にちゃんとチャイ屋さんがあるのです。で、見て欲しいのはそうした朝のお茶風景ではなく、おっさんたちの足もとの地面なのです。 どうです、ゴミがいっぱいでしょう。
いえ、右のおっさんの足もとにあるのはおっさんのビーサンでゴミではありません。
とにかくインド人はやたらとそこいらにゴミを捨てます。
それはおそらく葉っぱのお皿などに代表される使い捨て文化の名残と、掃除を専門に行う(いわゆる)カーストが存在することなどによるものではないかと思うのですが、後者はいまでも厳然と存在しているものの、前者の「使い捨て容器」の多くがビニールやプラスチックの自然に還りづらい素材になってしまった今では、ちょっと考えなければならない問題となっているのであります。
まあそんなわけで早朝の街中にはその前日にみんなして盛大にポイ捨てした名残がそこかしこに残っておりまして、やがてそいつを掃除専門の人たちがきれいに片付けて行くわけですが、また町に活気が戻って来るのと並行してゴミが増えて行き、明日の朝もまた同じ光景が見られるのであります。
なんだか、シヴァ神の破壊と再生みたいだなあ・・・
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