インド庶民の足として、いまだに重宝されているのがサイクルリキシャ(三輪自転車)です。
通常よく目にする、または利用するものは自転車の後ろに人力車をくっつけたような乗用タイプですが、中には荷台をくっつけた貨物タイプなんてのもあります。
まあどちらも人力でペダルを漕いで進むことに変わりはないわけで、人でも荷物でも運ぶのはさぞかし大変だろうなあと思うのですが、これがあーた、信じられないくらいの荷物を運んでいるのをよく見かけるのです。この写真のものは荷台のついた貨物専用サイクルリキシャですが、ご覧のようにうず高く荷物を積んでいます。
また乗用タイプのものでも荷物運びをしているのをよく見かけ、タンスやベッドといった大物を乗せて走っていたりするから驚きです。
そんな光景はまるでアリンコが大きな食料を運んでいるようにも見え、ただただ感服するばかりなのですが、先日見た荷台をはるかにはみ出すボリュームで、色とりどりのボールを運んでいるサイクルリキシャにはつい笑ってしまいました。
とまあ、急成長を続けるインドですが、サイクルリキシャはまだまだ活躍し続けることであろうということなのであります。
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