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2010年5月12日:チャッティースガル州 / ライプール駅

         
  • 公開日:2022年7月26日
  • 最終更新日:2022年7月28日

ライプールからアラハバードまでは夜行バスで約20時間の強行移動となる。
なのでここでも鉄道駅には用は無いのだが、バスの出発時間まではまだ3時間以上もあり、特にやることもなかったのでライプール駅まで歩いてやって来た。実は当初の予定ではここから寝台列車に乗って海辺の街プリーを目指し、プリーではシーフードに舌鼓という予定であったのだが、残念ながら列車の切符がどうしても取れなかったのである。

駅舎を抜けてホームに出ると、そこは半透明の色付き屋根で覆われており、お目当ての体重計もここでは青っぽいフィルターがかかってぼんやりした感じになっている。でもこれは黄色いボディーに、この地方に多く住む先住民族が使用する模様みたいなものが付いていて、普通に見たらとてもステキな体重計なのである。(そうでもないか)ちなみにこの左側には警官が立っていたため、あまり体重計の正面に回り込んで写真を撮ることができなかった。

とにかく体重計に乗っかってコインを入れると、機械はしっかり動いてポトリとカードを落としてくれた。印刷された体重は66kgだった。約3kgのバッグを持っての計測なので差引63kg、日本を出てから7kgの減ということになる。体力も無くなるわけだなあ・・・

長旅の疲れに暑さも加わりあまり元気のない私なのだが、カードの裏を見てみたら・・・

おお、これはビッグB!天下の大スター、アミターブ・バッチャンではないですかあ!

これからいよいよこの旅最後の試練となるであろうバスの長旅を前にして、ともすれば萎えそうになっていた私の心は、大御所アミターブ・バッチャンの登場でにわかに勇気づけられ、闘志の炎がめらめらと燃え上がって行くのであった。

お~し、どっからでもかかってこい! バス!

インドのショール