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インドの長距離バスの運転席

         
  • 公開日:2013年4月16日
  • 最終更新日:2022年7月24日

インドの大型バスでは運転席の左側、と言うか車幅の中央が盛り上がっている。
それはその下にエンジンがあるからなのだが、そのこんもり盛り上がったところにも人を座らせることがある。

その「特別席」は通常は金属がむき出しで、まあせいぜい汚い毛布が敷いてあればいい方なのだが、このマウント・アブーからアーマダバードまで乗ったバスでは、シート並みの設備となっていた。もっともこのバスは全席指定制のはずなので、たぶんそこに座るのは乗務員なのであろう。

ただここで気になったのが、そのシートの一部が窓のように切り取られていて、そこからギアチェンジレバーのグリップが見えることなのである。

これって危なくないのだろうか?こんなんでスムーズなギアチェンジができるのだろうか?
なにしろこれからこのバスは、カーブの続く山道をかなり長いこと走らなくてはならないのである。

そんな危険を冒してまで、このシートの面積を少しでも大きくしなくちゃいけない理由があるとは、私にはどうしても思えないのであった。

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