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インド :車を止めたら最後・インドの路上行商人たち

         
  • 公開日:2006年11月20日
  • 最終更新日:2022年6月24日

デリーからアグラやジャイプールなどに向かいますと、途中の州境で税金を払うことになります。
まあ税金の額はたいした額ではない(確か50ルピーとかそのくらい・・・たぶん)のですが、お金を払うために車を一旦止めなければならないのがちと面倒なのです。

私の乗った車も州境に差し掛かり、ドライバー氏は車を止め、事務所へお金を払いに行ってしまいました。

すると・・・ほ~ら、来ました来ました。インド、路上の物売り窓ガラスをコンコン叩き、手に持った商品の数々を見せる男。

「500ルピー! ベリーチープ! ノータカイネ!」

そうです、その男は路上のお土産売りなのです。
彼は手に商品を持てるだけ持ち、観光客らしき車が止まると電光石火のごとく駆けつけ、「買え買え」攻撃を開始するのです。

来るのはこうしたお土産売りだけではなく、猿回しや熊使いなどもやって来て、みんなして車を取り囲みますので、見ようによってはなかなか恐ろしい情景になります。
特に窓を開けていたりしますと、そこからお土産品を投げ入れて来るという荒業に出る輩もいますので、充分気をつけなければなりません。

私は税金の支払場所の写真を撮ろうと車から出てしまいましたので、再び車に乗り込むときは大変でした。
なにしろ猿回しの男がサルと一緒にドアをつかむものですから、車の発車と同時にようやくドアを閉めるという状況になってしまったのです。

それでもなんとか攻撃をかわし走り出した車ですが、順調に走り出したところでドアを軽く押してみましたら、なんとドアがすーっと開いてしまうではありませんか。どうやらちゃんと閉まっていなかったようです。
その時車は時速80km以上で走っていましたので、これにはさすがに驚きました。だって知らずにドアに寄りかかっていたら、私はインドの大地に転がり落ちていたと思うのですよ。

やい!猿回し! もうちょっとで私が車から落ちて、ごろごろ回ってしまうところだったじゃないか!

そんな旅行者の事情にはおかまいなく、彼らは今日も車に群がっていることでありましょう。

インドのショール