南インドのコーチン(コチ)は海に面した街で、また内陸に入り組んだ水路もあるというところで、まさしく水の都なのです。
そんな土地ですので、水路に面したところにもたくさん民家が建っています。
民家の前はたいてい石垣で築かれたプラットホーム状の平らな庭になっていて、そこから自家用(じゃなく借りものということもあるでしょうが)の小舟を繰り出したり、またその水面まで降りる石段なども設置されていて、日々の洗いものや水浴びなどに利用されたりしているのであります。
いやあ、すぐそばに水路があるっていいものですね。
これが水路じゃなくて道路だったら、洗濯とかできないですもんねえ。
ほら、この写真でも女の人(中央)が水路で洗った洗濯ものを軒下に干しています。そしてその左手を見ると、若者らしき男が戸口に座り込み・・・うつむいていますねえ・・・
なにか悩みでもあるのでしょうか?
おいおいそこの若者、何を悩んでいるか知らないが、生きていればいいこともあるからさ、決して入水なんて考えちゃあいけないよ。
水路はいろいろに利用できますが、そういう利用は絶対にいけないのです。
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