暦の上では・・・
弥生三月です。もう春なのです。
そりゃあまあまだ雪が降ってる場所もあるかと思いますが、それでも日の出は早くなり日没は遅くなり、そして日中の太陽は日増しにそのパワーを上げて来ております。
私の仕事場の窓からみえる桜並木も、心なしかその梢のとことどころを薄っすらピンクに染めているようにも思える今日この頃なのです。
そして杉の木に関しましても、春を迎えてすっかり色気づき、花粉をぶんぶん撒き散らしているのでございます。
ということで、いよいよ本格的に花粉の飛散が始まり、私みたいな花粉症患者は悲惨な状況になっているわけです。
もう目がかゆくてかゆくて、お医者さんでもらってきたアレルギー用の目薬をたまに差すのですが、これがうっかりメガネをかけたまま差してしまうことがあるのですよ。レンズに目薬の液が広がる様を下から眺めるというのは、何とも言えず情けないものです。
あー、それからたまにメガネをしたまま顔を洗うこともありますね。
その時は手が何か硬いものに触れて一瞬ドキッ!とするのですが、メガネをしたままだったことに気付いて目を開けると、下向きのメガネレンズに水が溜まっていて、やっぱり情けない気持ちになります。
これはそれだけメガネが体の一部になっているということでしょう。もうメガネの存在を忘れてしまうくらい一体化して、いわば心・技・体・メガネ!みたいな感じになっているわけです。
そこいくと花粉アレルギーというのは逆なわけですよ。体に侵入して来た花粉を敵とみなして攻撃し、それが炎症となって鼻の奥や目頭がかゆくなったりするわけです。
つまりは敵の攻撃に対して攻撃で迎え撃つために、返って戦局は拡大し被害が大きくなるのです。
なのでここはいっそ花粉を体の一部と思えるくらい親しいお付き合いをしてしまえばいいのです。
遠くの親戚より近くの他人なのです。
やだなあおばさん、ぼくはおばさんのことを本当のお母さんみたいに思っているんですよ。まったく水臭いなあ。銀行でお金を下ろすくらいボクが代わりに行きますよ。さっ、早く暗証番号教えて下さい・・・なのです。
とにかく自分の体に「花粉は敵じゃないんだよ。いいんだよ、そんなに鼻水出して攻撃しなくてもね」と教えてあげればそれで万事丸く収まるはずなのですが、いかんせんこれが難しいのです。自分の体なのになかなか言うことを聞かず、もう頑なに拒絶するばかりなのです。いや!そばに来ないで!それ以上近づいたら鼻水だらだら垂らすわよ!って感じで抵抗する抵抗する。
これじゃあサリバン先生だってお手上げでしょう。
そんなわけで私は今年も、涙ぼろぼろ鼻水ずるずるの春を迎えているのであります。
誰か早く、サリバン先生みたいな薬を開発して下さい!
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
さて、前回のメルマガにも書きましたが、先週はインドの入国ビザ申請が却下されてしまいましたので、必要書類を揃えて今週再度申請に行き直して来ました。ええ、この花粉の中をです。
結果から申しますと入国ビザは無事に発給されました。
しかしながら申請書提出の時にいろいろ厳しい質問を受け、ビザ受領の時にも「今回は出しましたが次はインタビューになりますからね」なんてことを言われてしまったのです。
私、インタビューされて雑誌かなにかに載って、一躍有名人になってしまうのでしょうか。
でもまあ私は別にインドで悪いことなんかしてませんので、何を聞かれても大丈夫なのですが、ただ時間をとられるのは困ります。せめて一度で済ませて頂きたいなあと切にお願いする次第であります。
あっ、これは余談ですが、って、このメルマガに書いてあるほとんどが余談ではありますが、インドのビザ発給センターの隣がインド料理店なのですよ。
で、夕方のビザ発給の時間(17時30分~18時)になると、ビザセンターの前に行列ができるわけですが、これがあたかもインド料理店に並んでいるように見えてしまいますので、みなさん、茗荷谷近辺のインド料理屋さんの行列に並ぶ際には、その先頭が本当にお店に入ろうとしているものなのかをよく確認してから並ぶようにして下さい。
さもないと、インド料理を食べようと並んだのにいきなりインドの入国ビザをもらっちゃって、気が付けば本場インドのインド料理に舌鼓なんてことになってしまいます。用心用心。
そんなわけでめでたくビザが取れましたので、来週末からインドに行って参ります。
まあその前(できれば水曜日あたり)にもう一度メルマガを配信させて頂く予定ですので、覚悟しておいて下さい。
では、今週はこの辺で失礼・・・
あー、っと。
書いてるうちに話がだんだんそれて行って、肝心なことを忘れてました。
あのですねえ、今回でこのメルマガは300号を迎えたのです。
月日にして約6年です。よくもまあこんなくだらないことを毎週書いて来たなあと自分でも感心、っつーか、自分くらいしか感心しないと思いますが、それはそれでまあひとつのなんですよ、ねっ、いやあ、やっぱ自分からは言えないなあ・・・
そこで、みなさまお忙しいのは重々承知ではあるのですが、なにかコメントなど頂けましたら天にも昇る嬉しさを感じることができますので、ぜひぜひメールを頂きたくお願いする次第なのであります。
ちなみに前回このようなお願いをしたのは200号の時でしたので、まあ100号に一回のお願いなのでございます。
でも特にお返しとかはないんですね。そーゆーので釣るのはあまり感心しませんし、そもそもちゃんとしたコメントをいただけなくなってしまいますのでやらないのですが、それでも「書いてやろう」という方がおられましたら、何卒よろしくお願い申し上げます。
それでは、これにて記念すべき(?)300号を締めさせて頂きます。
次回はいつもより早めの送信になります。
それまで、ごきげんよう!