インドはそこら中に牛がいることで有名な国ですが、そんな牛の中に、全体が黒くて角がなんだか変な真ん中分けの髪型みたいになったものがいます。
はい、それがこの写真の牛なのですが、この牛、ご覧のようにほぼ全身を水のなかに沈め、大きな黒い瞳でこちらをじっと見つめております。というわけで、これは牛は牛でも水牛なのです。
水牛はその名の通り水によく入っているので水牛なのでしょうが、なんともうまそうな名前じゃあないですか。なんだか「牛の水炊き」みたいな料理を想像してしまいます。
しかしその実、その肉はかなり堅めということで、インドで牛肉料理を食べて「うっ、この肉堅いな」と思ったら、そいつは水牛という可能性がかなり高いのであります。
まあ牛をうやまうインド(ヒンドゥー教)でも水牛は別らしいので、その意味からもインドで「ビーフ」といえば水牛なのかもしれません。
さあ、よく噛んで戴きましょう。
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