ちょっと前に中国の遊園地が某テーマパークをパクったことで話題になりましたが、だいたいそういうのってのは、経済発展の途上段階の国にはよくあることなのです。
日本だって私が子どもの頃にはそういう「もどき」が結構あったものです。
とは言え、やはり著作権というものが認められているわけですし、開発者の権利というものも守られなければならないでしょう。
で、インドでの話しなわけですが、経済発展目覚しいインドにも、まだまだそうした「もどき」がはびこっているのです。
この写真はインドの移動遊園地に出ていたエア・ドームです。日本でもイベントのときなどに必ずお出ましになる空気で膨らませるドームで、子どもが中に入って暴れて遊ぶあれですね、あれ。さて、そんなエア・ドーム自体はぜんぜん問題ないのですが、その上にくっついているものが問題なわけですよ。
よく見て下さい。
前にくっついているのは、どう見てもあの有名キャラクター、ミッ○ーマ○スじゃないですか。
もうそっくりです。 よく作ったものです。 たいしたもんだ。
これなら立派にミッ○ーマ○スとして通用するでしょう。
しかし!
もしも~し、どちらさんですかぁ~?
いくら模倣は悪いとは言ってもさあ、これはちょっとひど過ぎやしませんか。
このエア・ドームで無邪気に遊ぶインドの子どもたちが大人になって、子ども時代に遊んだエア・ドームのキャラクターが、本家のものとは似ても似つかない代物だと気付いたときの心の動揺を思うと、模倣業者のモラルの向上を切に祈らざるを得ない私なのであります。
お~い!そこのみんなあ~!
それはあれだぞ、インドのなあ、オリジナルのなんか変な生き物のキャラクターだぞ! 間違えんなよ!
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