小学生の頃、運動会の予行練習などで、校庭のすみっこで長いことスタンバイさせられることがありました。
そんな時、友だちと時間つぶしにやった遊びと言えば、そうです「かわざるせ」ですね。
えっ?ご存じない?
おっかしいなあ・・・友だちはみんな知ってたんですけどねえ・・・
まあ「かわざるせ」の詳しい遊び方はまた他の機会に譲ると致しまして、その遊びというのは地面に小石で描いた「ゲーム盤」で対戦する形式のものです。
こうした遊びは「かわざるせ」以外にも、「マルバツゲーム」などがありますが、一度地面で将棋をやろうとしたら、駒を動かすたびに描いたり消したりしなければならず、三手ほど打ち合った時点でやめてしまったことがありました。地面でやるゲームは、描きっぱなしでできるものがいいですね。
さて、今回はインドの浜辺でなにやら向き合う男のお話しです。ここは南インド、コヴァルム・ビーチです。
天下の人気ビーチもシーズン・オフでは人影もまばらで、砂浜もひっそりとしています。
そんなビーチに男が二人向かい合って座っているのですが、どうやら地面に「盤」を描いて、なにやらゲームのようなものをしているようです。「かわざるせ」でしょうか?
前出の「マルバツゲーム」などはインドにもありますのでそれをやってるのかもしれません。またチェスはインド発祥とのことですのでその可能性も・・・ないな、それは。なんせ駒を動かすたびに描いたり消したり描いたり消したりだもんな・・・
じゃあやっぱ「かわざるせ」かな?
結局私は遠くからその光景を眺めるだけで、何をやっているかはわからなかったのですが、実にお金のかからない娯楽です。
でも毎日同じゲームでは飽きてしまうでしょうから、ぜひこの二人にも「かわざるせ」を教えてあげたいものだと思った次第なのであります。
「かわざるせ世界大会」の開催も夢じゃない!
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