最近はこのカラーリングのオートリキシャはごく少数派になってしまいましたが、これはかつてヴァラナシのオートリキシャがこぞって(そういう決まりで?)していたカラーリングなのです。白地にブルーのラインというのは、日本では東海道新幹線を思い起こすかもしれませんが、インドとなりますとかのマザー・テレサを思い起こします。彼女の着ていた白い衣装にブルーのラインが入っていたからです。
しかしそんな慈悲深きマザーのイメージでこれに乗ろうとしたらひどい目に遭います。
なにしろ毎日たくさんの観光客が訪れるヴァラナシのドライバーたちは、勝手のわからない観光客から少しでもお金を余計にぶんどろうと、あの手この手を用意して待ち構えているからです。
私もかつて実にしつこい方法で責められ、いい加減ぶち切れて「この!クソやろうがあ!」と日本語で怒鳴ったことがありました。ふふっ・・・それも今となっては懐かしい思い出に変わって・・・
ないないない!
今でもハラワタが煮えくり返るくらいの怒りが込み上げて来ます。
ちくしょー、こんな清楚な外見してからにい!
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