このところハトの話ばかり続いているが、特に私がハト好きというわけではなく、ただ単に関連した話題が芋づる式に出て来ているだけである。
でもインドの話だと思って来たのに、こう毎回毎回ハトの話ばかりだと誰も来なくなってしまうので、とりあえず今回でハトの話からは離れようと思う。
さて、今回はこれである。壁掛け扇風機の上に巣作りするハトである。
実はこの場所、前回のハトマンションのすぐ横の寺院内なのである。
つまりこのハトはあの豪華マンションの入居を蹴って、わざわざ自分で巣をこしらえる道を取ったということになる。
まあ人間でも、都会のマンションは便利だけど、職場から遠くてもやっぱり一戸建てがいいよなあという人もいるので、そこは好き好きなのである。
しかし困るのは人間の方である。
なにしろこれは巣作りのための土台ではなく、あくまでも扇風機なのであるから、やはり暑い日には使いたいところである。
もっとも扇風機の風はハトの方に出るわけではないので、スイッチを入れるとハトが巣ごと空中に浮き上がるということにはならないだろう。
それではどうなるかといえば、巣に溜まったフンが扇風機に吸い込まれ、回転するファンによって粉々に粉砕されたのちに頭上からばらまかれるということになると思われる。
それは実に恐ろしいことである。なにしろハトはなんとかいう細菌(ずいぶん昔に教えてもらったが忘れてしまった、というか難しくて最初から覚えられなかった)を持っているのである。
いうなればそれは細菌兵器ではないか。
う~ん、ハトめ・・・平和主義者のふりをしながら、その一方で軍備をちゃくちゃくと進めているとは・・・
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