これはオートリキシャの運転席を写したものです。
実にスッキリとしたもので、カーナビやETC車載器、レーダー探知機や七連ホーンぱららぱららぱららなどというものは付いておらず、ただスピードメーターが内蔵されたバイク式のハンドルがあるだけです。
そんなシンプルなコックピットなのですが、ふと前方に目をやれば、なにやら見なれぬハンドルが付き出ているじゃあありませんか。これはいったいなんでしょう?実はこれ、ワイパーを動かすハンドルなのです。
つまりこのハンドルは、フロントガラスの向こう側にある一本ワイパーに直結しており、ハンドルを左右に倒すとワイパーも左右に動き、少しフェイントを加えて右、左、右にちょっと行ったと思ったらまたすぐ左に戻る!と動かすと、ワイパーも右、左、右にちょっと行ったと思ったらまたすぐ左に戻る!と動く仕掛けなのです。これなら雨の日にバッテリーがあがっても安心ですね。
とまあ、ちょっと前のオートリキシャにはそんな省エネワイパーが付いていたのですが、最近ではなんと電動式のものが主流になっているのであります。
この下の写真に示してある楕円の筒状のものがそうなのですが、この中には小型モーターが仕込まれており、スイッチひとつでワイパーが動くのです。オートリキシャの装備もなかなか進歩しているのであります。
この分だと今にハンドルも丸いステアリングになり、タイやも4本になるかもね・・・って、それじゃオートリキシャじゃないじゃん!
いちオートリキシャファンと致しましては、進化はほどほどにして頂きたいと思う次第なのであります。
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