暦の上では・・・
という書き出しでメルマガを始めて早7年以上が経つのですが、前回ご報告致しましたように、書いてすぐに配信できない今の状況では、時候の挨拶などもはや意味をなさないわけでありますので、このフレーズはこれにておしまいにしてしまおうと思うのであります。
ということで、
改めましてこんにちは・・・
あっ、配信時間もいつになるのかわからないので、もしかしたら「おはようございます」かもしれませんし、「こんばんわ」なのかもしれませんし、はたまた「こんな時間にすみませんねえ」なのかもしれません。
あー、どうしましょう。
ん~
じゃあ、
オッス!
ってのは?
・・・
なんかしっくり来ないですが、いつまでも挨拶で悩んでいては本題に入れませんので、これくらいにしておきます。
えー、まずは前回ずうずうしくも自らお願いしてしまいました「ショップ・オブ・ザ・イヤー」へのご投票なのですが、お陰様で想像以上の反響がありまして、ぞくぞくと「私も買ってないのですが」という方々が名乗り出てくれました。ありがとうございます。
そりゃあまあ、商売をやっている以上は買ってくれた方がいいのですが、買ってもらえない上にメルマガも読んでもらえないというお店に比べたら、「買ってないけどメルマガ楽しみです!」って言われる私は幸せなのだと思います。おそらく買ってない人からの投票の多さでは、当店が楽天の中でズバ抜けてNo.1だと思います。
ありがとう!買ってない人!
そしてもちろん、ありがとう!買ってくれた人!
まっ、何事も考え方ひとつでシアワセになれるのです。
*このメルマガの後半へ続く
〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。
*このメルマガの前半からの続きです。
さて、「ショップ・オブ・ザ・イヤー」のお話はこのくらいに致しますが、そろそろ年末ということで、いろいろな賞が発表されます。
で、そんな賞の中でも「日本レコード大賞」というものは、その歴史からも注目度からも、ひと際すごい賞だと思うわけです。
思い起こせば子どもの頃は、大晦日には家族そろってその授賞番組を見たものです。
その日は両親も夕方にはすべての用事を済ませ、7時までにはテレビの前に家族が全員集合して、高橋敬三が高らかに宣言する「輝く!日本レコード大賞!」というコールをワクワクしながら聞いたものです。
そして感動の授賞式が進み番組が終了すると、レコード大賞各賞受賞対象者にしてNHK紅白歌合戦にも出場する歌手が、慌ただしくNHKホールに移動するのと同じように、その間にトイレに行ったりミカンを取りに行ったりしたものなのです。
しかしふと気づけば、私はもうずいぶん長いことその番組を見ておらず、受賞者並びに受賞曲も知らないという状況になっておりました。
と思ってレコード大賞の歴代受賞者を眺めて見ましたら、あ~ら、ぜんぜん知らない曲ばかりじゃありませんか。まあ中には知ってる曲もありますが、その曲でさえもレコード大賞を取っていたということを知りません。
特にこの15年くらいは、曲名がアルファベット表記のものが多く、どれも私にはあまり馴染みがないものばかりです。
いったいいつからあの番組を見なくなってしまったのだろうかと、さらに歴代受賞者の一覧表をさかのぼって見て行きますと、さすがに15年くらい前あたりから見覚えのある歌手や曲が並び、それとともにその頃のことが思い出されて来るのであります。
1992年「君がいるだけで」・・・あー、そういえばあの頃私は、「米米CLUB」を「ベイベイクラブ」だと思ってたなあ。
ほおほお、1985年と1986年は中森明菜が連続受賞したのかあ。知らなかったなあ。
1981年「ルビーの指環」・・・おー、これくらいになると歌えるぞ。でも授賞式は記憶にないなあ・・・むしろザ・ベストテンで10周連続1位になったことの方が記憶に残ってるぞ。
1979年「魅せられて」・・・確かジュディ・オングは、ドラマ「SHOGUN」の出演を蹴ってまでこの歌に賭けたんだったなあ。でも、この年の大晦日は友だちがウチに遊びに来ていて、テレビは見なかったなあ。
1976年「北の宿から」・・・この年は郵便局でアルバイトをしていて、大晦日は9時頃まで小包の配達があったのでテレビは見てないな。でも配達区域のどこかの家から、テレビの音が聞こえて来ていたなあ。
1975年「シクラメンのかほり」・・・これは確か見たぞ。たぶん見たと思う・・だけどこの年の大晦日は、初日の出を見るために友だちと大山(おおやま)へ登ったので、もしかしたら番組の途中で家を出てたかもしれないなあ。
そんな風に時代をさかのぼって思い出して行くと、結局私が家族団らんでワクワクしながらあの番組を見たのは、中学生の時までだったようです。
う~ん、あの頃はカセットテープに録音までして、熱心に見ていたというのに、今じゃ裏番組の「年忘れにっぽんの歌」とか見ちゃうもんなあ。
まあそれも「歳を取った」ということなのでしょうが、私は歳を取るということは「成長している」ことだと思っておりますので、きっと今の私には「年忘れにっぽんの歌」がいいのです。それで予は苦しゅうないのです。
とまあ、「歌は世につれ、世は歌につれ」なんて言いますが、それと同時に「歌は予につれ、予は歌につれ」でありまして、その時その時の自分の成長度合いで、聞く歌も変わって来るということなのであります。
さあ、はたして今年は誰のどの歌がレコード大賞に輝くのでしょうか。
裏番組をご覧の方は、結果は元日の新聞で!
ありゃ、まだ11月だってのにずいぶん先走った話題になっちゃったな。
これじゃあ次回は「節分のおもひで」とかになっちゃうかもね・・・
といったところで今回はこの辺でおしまいとさせて頂きます。
それではみなさん、
ごきげんよう!