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2001年7月7日(土)カルカッタ・2001年インドの旅第80回

         
  • 公開日:2010年1月28日
  • 最終更新日:2022年6月24日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時Rs.1が約2.7円、3倍にして1割引けば簡単に計算できます。

7/7(土) カルカッタ 曇 気温(記録ナシ)

列車は予定の16:00より20分以上も早くハウラー駅に到着した。
まず言いよるタクシーの客引きを無視して、家にTel. Rs.89
客引きは外で待っており、しつこい。試しに Hotel の名前を言い値段を聞くと、Rs.180だと言う。バカにするのもいいかげんにして欲しい。
Rs.50くらいだと思うので、プリペイドタクシーのチケットブースに行く。客引きはギリギリまで「プリペイドタクシーは余計なチャージを取られるぞ!!長い列ができてるぞ!!」と言う。
かまわずブースに行き Hotel 名を告げるとRs.43とのこと。Rs.50もしなかった。
しかも列ができているのはタクシーの方だった。
お金を払い、運転手に2枚目のチケットを渡す。
この運転手もなんだか態度が悪く見えて来る。
雨季のカルカッタは、駅構内から水たまりとドロドロの地面で、すごい状態であった。
水たまりにボコボコ入りながらタクシーはゆっくり進む。実際前が詰まっているのだが、運転手のやる気が無い様に見える。
ハウラー橋の手前で道行く人に声をかけている。相乗りさせるつもりか? しかし誰も乗らない。
橋は心配していた程の渋滞ではなかったが、橋からその先もスピードは出せない。
橋を渡ったあたりも古い街並みで、車と人であふれており圧倒される。市電が走っていた。
hotel のあるリンゼイストリートはタクシー進入禁止との事で、道の入口で降り歩いて行くことに。
Hotel はすぐ見つかり、部屋を見せてもらう。3つ見た中で、唯一まともな窓のある部屋に決定。706号室、窓からはインド博物館が見える。

明るいうちに周りを見ようと、外に出て路地を行く。
サダルストリートを通り、ほぼ一周して食堂を探す。
ガーリックチキン Rs.38
プレーンライス Rs.8
フレンチオニオンスープ Rs.26
ペプシ Rs.13

子どものやってる体重計屋で体重を量る。Rs.1
今までこれに乗る人を見たことがなかったが、自分が乗ると周りの人がみんな見に来る。
63kgだった。

Hotel の前はニューマーケットと呼ばれる大きな市場になっており、じいさんがしきりに「ニューマルケットの入口はあそこだ。開いている」と誘う。それだけで充分にあやしい。今日はやめておく。でもここはおもしろそうなものが沢山ありそうである。

Hotel の部屋に戻り、長旅の汗を流す。
やはりお湯が出ず、ぬるま湯のシャワーとなった。

近くに消防署があるので、サイレンもやかましく出動して行く。

部屋は8階なので、なかなかながめが良い。

【以下の解説は2010年1月28日のものです】

コルカタ(カルカッタ)の鉄道の玄関口ハウラー駅は、街から見るとフグリー河を挟んだ対岸にあります。

他の乗客たちから若干出遅れて列車から降りると、すぐにタクシーの客引きが集まって来ました。
こういうときは相手の勢いに押されて即決などせず、まずは一呼吸置いて落ち着いてからどうするか決めるのがいいのです。サギまがいの押し売り商法に対するのと同じなのです。

そこで私は駅構内の電話屋に入り、日本の家族に無事を伝えるとともに、客引きを諦めさせようとしました。
ところがあちらも生活がかかっておりますので、ちゃ~んと外で待っており、しきりにタクシーに誘おうとします。
仕方なくためしに目指すホテルの名前を言ってみると、なんとまあしゃあしゃあと「180ルピーだ」などと言うのです。
あんたねえ、バカ言っちゃいけないよ。こっちはもう長いことインドを旅してるんだよ。でもってリキシャやタクシーにはさんざんぼったくられて来たんだよ。地図で見ると、ホテルまではたぶん50ルピーくらいで行けるはずなんだよ、確証はないけどね。

ハウラー駅にはプリペイド式のタクシーもあって、チケット売り場で行き先を言って料金を払えば、チケットに行き先とタクシーのナンバーが記入されるとともに台帳にも記録が残り、一応は「安心」というシステムになっているのです。
まあそうは言っても、タクシーに乗ってしまえばドライバーに身をゆだねることになるので、実際はそれほどの安心感は得られないのですが、それでも変にぼったくられたり、またはそう思い込んでの不信感というものを抱かなくて済みますので、私は迷わずプリペイドタクシーのブースへ向かいました。

インド・コルカタのプリペイドタクシーのチケットそんな私に客引きは、「プリペイドだと余分な手数料が乗っかるから高いぞ!」とか、「すごく長い列ができていて大変だぞ!」などと最後の攻勢をかけて来ましたが、構わず窓口へ行きホテルの名前を告げましたら、あ~ら、私の予想よりも安い43ルピーじゃないですか。
しかもタクシー乗り場には乗客の列などなく、客待ちのタクシーの方が長い列を作っておりました。
まああの客引きも「乗客」が列を作っているとは言わなかったので、うそとは言えないのですが、あんなので騙される人がいるのでしょうか。

タクシーのドライバーは異常なまでに不機嫌そうな痩せた男でした。
開け放った窓から肘を出すなどというのは序の口で、体全体をドアに持たせかけるようにして斜めに座り、ほとんど片手でハンドルを握っています。
そんなよたった格好で運転するタクシーは、駅構内だというのにでこぼこで水溜りだらけの道を、やはりよたりながらゆっくり進んで行きました。
そしてドライバーは、近くを歩いている人に片っ端から声を掛けて行きます。もしかしたら同乗者を募っているのかもしれません。このタクシーは私たちがお金を出しているというのにです。
しかし同乗者は現れず、あきらめたドライバーは、ハウラー橋を渡るやや渋滞気味の車の流れに、タクシーの鼻先をぐいぐいと入れて行ったのであります。

目指すホテルリンゼイは、大通りであるチョーロンギーから少し奥に入ったところにあるのですが、タクシーはそこへは入って行かず、チョーロンギーの道端で私たちを降ろそうとしました。
約束はホテルまででしたので、私は「ホテルまで行け」と命じたのですが、それでなくとも不機嫌そうなドライバーはますます不機嫌になり、「タクシーはここから先に入れないんだよ!」とすごむのです。

あら・・・そうなの? それじゃあ仕方ないわねえ。いいわ、ここから歩きます、アタシ・・・

ドライバーの剣幕と、本当にそういう規制があるのかもしれないという思いとで、とりあえずそこで降りてあとは歩いてホテルに向かいました。

ホテルはニューマーケットという大きな集合店舗のすぐ前で、建物自体も大きかったためにすぐにわかりました。

フロントで料金を確認し、まずは部屋を見せてもらいました。

インド・コルカタのホテルの部屋ボーイは8階にある三つの部屋を見せてくれましたが、最初の2部屋には窓と呼べるほどのものがなく薄暗く、最後に見た部屋にだけちゃんとした窓がありました。
私たちが、最後に見せられた窓のある部屋を選んだのは言うまでもありません。

部屋はちょっとくたびれた感じでしたが、なんといっても8階にあり、しかもその前に視界を遮るような高い建物がないため、あたりがよく眺め渡せてなかなかいい気分です。

これからしばらくこの部屋が、コルカタでの仮の住まいになるのであります。

つづく

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インドのショール