早朝の商店街の一角に、ひときわ賑やかなお店がありました。
店頭にはたくさんの箱やプラスチックのケースが積まれていて、奥に見える大きな秤の上には何やら白い物体が乗っかっています。
いったいここは何のお店なのでしょう?はい、実はここはパニールと呼ばれるインド版カッテージチーズを売る店なのです。
インドには宗教上もしくは思想上の菜食主義者や、はたまた経済的菜食主流者(肉は高い食材なのです)などがたくさんおりますので、このパニールは彼らにとって貴重なタンパク源になるわけです。見た目はこんな風に豆腐みたいなパニールなのですが、その食材としての使われ方も豆腐のように多岐にわたり、たとえばパニールを一口サイズにしたものをカレーに入れたり、パニールに別の食材をはさんで油で揚げたりといった具合にあれこれ重宝に使われるのであります。
さて、それでは味の方はと申しますと・・・
えーと、なにしろわたしゃ菜食主義者じゃないものですから、インドに行くとチキンやマトンの料理をガツガツ食べるわけでありまして・・・だからその、なにもパニールなんぞにタンパク源を求めなくてもいいわけでして・・・あのぉー・・・
わかりましたよ。今度食べて報告すればいいんでしょ。
あ~あ、やっぱ肉の方がいいなあ、わたし。
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