ここは前に一度ご紹介したジャルマハルです。(以前の記事はこちらです)
ジャルマハルとは「水の宮殿」という意味で、その昔マハラジャが避暑のために造らせた「夏の宮殿」なのですが、あららあ・・・すっかり水が涸れてしまっていますねえ。でも心配はご無用です。モンスーン(雨季)になれば雨がじゃんじゃん降りますので、この湖もまたいっぱいに水をたたえるのです。
そうなればここは再び「水の宮殿」となり、マハラジャの思惑通り、いかにも涼しげな「夏の宮殿」としての機能が蘇るというわけです。
でも考えてみたらインドの夏って、4月から始まって7月のモンスーンまでなんですよねえ・・・
それまでは乾季で雨がほとんど降らないのでこの湖もこんな感じだし、雨季になれば気温が下がり、つまりはまあ「夏」じゃなくなるわけです。
なのでこの宮殿は「夏の宮殿」と「水の宮殿」というふたつの呼称を同時に使えないってことになりはしないでしょうか?
まあきっとマハラジャがここを造らせた時には、どの季節にもちゃんと水があったのだと思いますが。
そこ行くと日本って、夏の前に梅雨が来るのでラッキーじゃあないですか、ねえ。
さあ、日本の雨雲よ!梅雨時にしっかり(特に水現地あたりで)雨を降らせ、夏場のプールをつめたい水で満たしておくれ!
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