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第66回:カッチ・ツアー / 染織工房とリゾートホテル

         
  • 公開日:2014年6月5日
  • 最終更新日:2022年6月20日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時の1ルピー(Rs.と略す)のレートを約1.7円とお考え下さい。

2013年11月21日(木)ブジ 晴

アズラックの工房へ寄る。

リゾートホテルに寄る。

〔以下メモに解説を加えて〕

2013年11月21日(木)ブジ 晴

アズラックの工房へ寄る。

ポーランド人女性が塩の大平原に行くことを第一の目的にしているのと同様、参加した日本人女性の一人は布の染織工房へ行くことを切望していた。
私としてはとにかく見るもの聞くものなんでも珍しく、どこに行っても面白いのだが、確かにまだ布関連の工房を見ていない。そもそもカッチ地方は染織や刺繍など、布に関係する工芸が盛んな土地なのである。
ということで、今度は日本人女性からの強い要望で染織工房に行くことになった。この辺りの染織は「アズラック(アジュラック)」と呼ばれるもので、その染色方法や行程はなかなか手の込んだものなのだが、基本的な制作方法は他のブロックプリントとほぼ同じである。ただそのデザインは連続する幾何学模様が中心であり、イスラム文化の影響が色濃く残る。

こちらの工房では木版だけでなく、シルクスクリーンによる柄付けも行われていた。シルクスクリーンは布一枚分を一気に柄付けするため、短時間で完成するのでその分値段も安く、手軽にアズラックを楽しむには良いであろう。
柄の境目のわずかな空白部や重複部などをしっかり見極めれば、ブロックプリントとシルクスクリーンを見分けることはそう難しくないが、頭から「アズラックはすべて木版手押し」などと思い込んでいると失敗することもあるので要注意である。リゾートホテルに寄る。

布工房見学の次はいよいよ「ホワイトラン」と呼ばれる塩の大平原を目指すのであるが、その前にトイレ休憩を兼ねてリゾートホテル見学と相成った。ホテルと言っても大きなビルなどではなく、ここはグジャラート州の村を模した造りになっている。もしかしたら構造材の一部に鉄骨などが使われているかもしれないが、少なくとも見た目は素朴な土壁である。
塀もこの通り、棒杭を並べた上に土で固めている。客室はすべて独立家屋である。
こちらは布製テントの客室で、一棟(二名)3200ルピーとのこと。壁が布なので昼間はとても明るい。
でも夜はいくらリゾートホテルの敷地内だといっても、少々不安になるかもしれない。そしてバスルームもこの通り、やはり布一枚の壁である。う~ん・・・やっぱり安心してうんこができないかも・・・

そんな布のテントではちょっと不安という方にはこちら、かやぶき屋根と土壁のロッジである。これは一棟(二名)4800ルピーとのこと。さすがにテントに比べると室内は暗いが、暑さの厳しいグジャラートでは本来このくらいがいいのであろう。うん、このトイレなら安心してうんこができそうである。カッチ地方にはこのようなリゾートホテルがいくつかあるとのことで、近年観光産業に力を入れているグジャラート州の意気込みがよく伝わって来るのであった。

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インド先住民族の工芸品ドクラ