タージマハルはインドを代表する世界遺産、いえ、それより世界遺産そのものを代表すると言ってもいいほどの建造物です。
しかしその荘厳にして華麗なる白亜の宮殿(本当はお墓ですが)も、大気汚染のためにかつてほど美しくないとか・・・
そんなわけでこれ以上の汚染を防ごうと、今では自動車もタージマハルから4kmほど離れた駐車場までしか入れません。
では、観光客はそこからどうやってタージマハルまで行けばいいのさ?と申しますと、選択肢は大きく分けて次の5種類となります。
1、歩く 2、サイクルリキシャ 3、電気自動車 4、馬車 5、ラクダの牽く車
まあそれ以外にも、スキップやでんぐり返し、五体投地やサカダチなんて方法もありますが、あまり現実的ではありませんので、たいていの観光客は上の五つの中から選びます。
で、先日私がタージマハルを訪れた際には、ラクダの牽く車、略してラクダ車を選びました。ラクダは側対歩という、片側の前後の足をセットで動かす歩き方をしますので、背中に乗るにはちょっと揺れが気になるのですが、ラクダが引っ張る車はなかなか快適な乗り心地でした。
それになにより、イスラム建築であるタージマハルの姿とラクダというのが、イメージ的にマッチして、うっふ~ん、とってもロマンチック!ってな感じなのですよ。
ほら、ラクダの頭越しにタージマハルが見えて来ました。しかしラクダ車もタージマハルの門の外までしか行かれませんので、乗っていたのはせいぜい10分程度だったのではないでしょうか。
でもまあ日本ではなかなか乗れない乗り物ですので、みなさんも機会がございましたらぜひお試し下さい。
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