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インド:赤い顔して口を開けてる一本足の立たされ坊主だぁ~れだ・インドの郵便ポスト2

         
  • 公開日:2008年10月7日
  • 最終更新日:2022年7月6日

前回に引き続き郵便ポストのお話です。

前回は郷愁誘う(私だけ?)筒型のポストをご紹介致しましたが、今回は一本足の箱型ポストです。

日本では筒型ポストは箱型ポストに取って代わられ街角から姿を消して行ったわけですが、はたしてインドでの箱型ポストというものは、筒型ポストと入れ替える目的(つまりはポスト筒型ポストってことですね、ははっ)で開発されたのかは私にはちょっとわかりません。でも、少なくともこの写真のものは新しそうに見え、前回のポストはよれよれで古ぼけて見えますので、やはりインドでもこの箱型ポストの方が最新式なのだと思います。

さて、新旧交代劇に関しましてはまたの機会に譲ると致しまして、注目して頂きたいのはこのポストの真ん中あたりにある小窓です。
ちょっと小さくてわかりづらいですが、そこには「13:00」という数字が表示されていて、これは次回集荷時間を示しているのです。

この集荷時間表示板の実際の仕組みというのはよくわかりませんが、私の想像では扉の内側にあらかじめいくつかの時間が書かれた回転式円盤が張り付けてあり、集荷が終わるごとに次の時間に合わせていくのだと思うのです。原始的ですがなかなか考えた作りではありませんか。(あくまでも私の想像ですけどね)

でも、もしかしたら集荷は一日一回で特にその時間表示を変える必要はなく、「13:00」っつーのは半永久的にそのまんまという可能性もありますね・・・

って、よく考えてみたらその方がインドらしいなあ。

ま、まあ、こんな風に郵便ポストひとつとっても、あーだこーだいろんなことを考えてみますと、ひとりでも結構楽しめるのであります。

ちなみに写真のポストはジョドプールのメヘランガル城砦にあったものです。
私は大切な手紙は郵便局の窓口から出すことをお勧めしますが、観光の記念にここから絵葉書などを送ってみるのも良いかもしれません。

そして13時までに投函すれば、その日の集荷に間に合います。(たぶん)

真鍮製のアンティーク弁当箱