インドで列車に乗る時にはいろいろしなければならないことがあるのですが、さあこれから列車に乗り込むぞ!という直前にもすることがあります。
それが客車入口の外側に貼り出されている乗客名簿に、自分の名前が載っているか確認することです。(もちろんそれは指定席車両だけのものです)まあインド国鉄のコンピューターネットワークシステムはなかなかしっかりしているようで、ちゃんと予約が取れていればまず間違いはないのですが、これがRAC(Reservation Against Cancellation)というキャンセル待ち状態の時や、それよりも序列が低いWL(Wait List )ウェイティング状態の時などは、この名簿を見るのはかなりドキドキものなのです。
実際には、最終的な乗客名簿は列車の到着前に駅舎内に貼り出されますので、RACやWL状態で客車の入口まで来てしまうということはないかと思いますが、どこで見ようとこの乗客名簿を見る時の緊張感は同じなのです。まるで入学試験の合格発表を見る時の気分なのです。
その点今回私はちゃんと席が予約できていますので、本当に確認程度で名簿の名前を探すだけなのですが、これを怠って隣の車両の同じ番号の席に座ってしまったことがありますので、やはりそこは念には念を入れた方がいいのであります。
[dfads params=’groups=39&limit=1′]