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インドの列車のトイレ:印式編

         
  • 公開日:2013年4月25日
  • 最終更新日:2022年7月24日

今回はインドの列車のトイレのお話しである。

いきなりトイレの写真ではなはだ恐縮ではあるが、始発駅であるニューデリー駅を出てわりとすぐに撮ったものなので、まだ汚れていない(と思えるほどきれいな)ので何卒ご容赦頂きたい。このトイレは、インド国鉄の誇る「シャタブディ・エクスプレス」と言う特急列車のものなので、おそらくこのトイレに関してもインド国鉄は誇っていると思われ、なかなか掃除が行き届いていた。

インドのトイレは一般的に日本のようにしゃがんで用を足すタイプなので、列車にも洋式と印式のトイレが用意されていて、この写真のものは印式のものとなる。

で、日本人としていつも迷うのは、このトイレはどちらに向かってしゃがめばいいかということである。お分かりになるだろうか?

はい、この写真で言えば答えは下(手前)向きということになる。
なぜなら下側には用足し後に使う水道の蛇口とカップが用意されているからである。

でも上側には衝立のようなステンレスの壁がそびえ立っているからそちらに向かうべきではないのか、というご意見もあろうかと思うが、その衝立は男性が立って小用をするときに的にするものなのである。ちなみに衝立の中央に出っ張っているのは、便器洗浄用の水を出すパイプである。

とまあこれでトイレの使用方法がわかったので安心して列車に乗れると思うが、考えてみれば完全個室のトイレでは誰が見ているわけでもないので、どう使おうと笑われる心配はないのであった。

でもみんなの使うトイレなので、くれぐれもきれいに使うよう心がけたいものである。
特にインド人、水で床をビシャビシャにするのはなるべくやめて欲しいとお願いする次第である。