インドで乗った長距離バスにも、一応ボトルホルダーが完備されていた。
しかし日本のボトルホルダーが金属リングなどでしっかりボトルをホールドしてくれるのに対し、こちらはちょっとしたでっぱりにボトルの底を引っ掛け、胴体部分は紐(もしくはたるんだゴムひも)でゆるやかに抱えられるだけなのである。しかもその位置がどうにもおかしい。まったく危なっかしいったらありゃしない。
さらにインドの道はひどい。まあ全部が全部というわけではなく、きれいに舗装された高速道路もあるのだが、バスの車体を左右に大きく揺さ振るでこぼこ道もまだまだ多いのである。
そんな道でこのボトルホルダーに突っ込んだボトルが無事なわけがない。まず間違いなく底が滑って落下する。
そこで私は日本から持って来たボトルフックを使用して吊るしておいた(奥の座席のボトルを参照)のである。これはなかなか賢明であった。 しかしこのボトルフックは、次の街でどこかに落としてしまった。まだ旅の序盤だったというのに・・・
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