インドの交通機関といえば、まずサイクルリキシャやオートリキシャなどが思い起こされ、またそういう特徴のあるものの方が紹介しやすいのですが、現在首都デリーにおきましては、「デリーメトロ」の建設が、インド人らしからぬスピードで進んでいます。そしてそんな「目下建設中」のデリーメトロではありますが、すでに完成している一部路線では、営業運転が行われているのであります。通常「メトロ」と言えば「地下鉄」ということになるかと思いますが、デリーメトロはデリー中心部を除き、そのほとんどが地上の高架軌道を走っており、それがゆえにデリーの街並みを眺めるには絶好の乗り物となります。
ステンレス製の車両は(今のところ)ピカピカで、エアコンもよく効いています。
そんな車両の横長の席に、サリーを着た太ったおばさんや、薄汚れたシャツ姿のおっさんが座っている光景は、なんだかとても不思議な感じがします。
私の好きな路線は「LINE 1」と呼ばれる、オールドデリーを東西に貫く路線です。
この路線をShastri Nagar駅辺りから東に向かって乗りますと、やがてメトロはごみごみとしたオールドデリーの住宅街の頭上をかすめ、はるか右遠方に「赤い砦」ラール・キラーを認めると、程なくヤムナー河を渡り対岸に出ます。(実際はその間にいくつか駅に停車します)
その間約20分、ほんの10ルピーちょっとの空中散歩です。
デリーを訪れた際には、街見物の一環としてデリーメトロに乗ってみるのも面白いかもしれません。
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