インドのことを紹介するサイトだというのに、どうもインドらしい食べ物、たとえばカレーとかね、そーゆー典型的なインド料理がなかなか出てきませんが、今回も別物です、はい。
と言うことで、このブログをご覧頂いている方は「ちっともカレーになんか飽きてないぞ!」とお怒りかもしれませんが、私の紹介する食べ物の情報は、インドに行った時にきっと役に立つはずなのです。あのスパイス&オイル攻撃に悩まされた際の選択肢、いわばカレー駆け込み寺的食品の紹介なのですから。
私が長期でインドを旅した時に、一番お世話になったのが、今回ご紹介する「チョーメン」です。チョーメンというものは、簡単に言えばヤキソバで、食べた感じもヤキソバで、味付けもやっぱりヤキソバ(ソースではありませんが)という、まあそのまんまヤキソバなのです。
たぶん中華系の料理なのでしょうが、チョーメンはインドの比較的安い食堂などで定番メニューになっていることが多いので助かるのです。
私は2ヵ月半のインド滞在でも、このチョーメンがあったために、日本食を食べたいと思ったことは一度もありませんでした。それほどチョーメンは私にとっての救世主的食品なのです。
ただ困ったことには、たまにピーマンが入ってることがあるのです。
ピーマン苦くて嫌いなんだよなあ・・・
安食堂のチョーメンには、まずピーマンなんか入っておりません。そもそも安食堂の料理は、基本的に「具」というものが少ないものですから、思いっきり麺だけを喰い込むことができるのです。ところがちょっと高級(私から見て)なお店になると、なんだか気取っちゃってさ、あの茶色の麺の中に鮮やかなグリーンのピーマンが見え隠れしていて、のけて食べるのに苦労するのですよ。
で、上の写真のものにも入ってたんですよね。
これはデリーの安ホテルでのルームサービスのチョーメンなのですが、しっかり入ってました。
ちょっと前までは、このクラスのホテルのチョーメンにはピーマンが入ってなかったと思うのですが、インドは最近経済発展が目覚しく、生活にもちょっと余裕が出て来て、そのアカシとしてピーマン入れるわけですかねえ。
あ々、こうしてインドもだんだん行きづらい国になっていくのですね。
これでインドにマヨネーズが台頭してきたら、私はインドで何を食べたらいいのでしょうか?
あー、
カレーか。
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