春を呼ぶお祭りホーリーの午前中は、無礼講での色水(色粉)の掛け合いで狂乱状態となるが、正午を過ぎるとウソのように静まり返る。まさしく「♪ 祭りのあとぉ~のしず~けさぁ~はぁ~(by よしだたくろう)」なのだ。
2010年のホーリーの夕方、私は人と会うために車をチャーターしてグルガオンに向かっていた。道はおそろしく空いていてみんな静かに車を走らせている。私はこの時初めて「インド人はクラクションを鳴らすのが趣味というわけではないのだ」ということを知った。
おかげで普段なら1時間以上はかかるハリアナ州との境界まで、たった25分で着いてしまった。
用事を終え宿に帰ったのは午後11時少し前だった。
宿の周りはいつになく静かだったが、野良犬だけはホーリーとは関係なく、いつも通りにけたたましく吠え合ったりしているのであった。
なにはともあれ、今年もホーリーおめでとさん。
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