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2010年6月5日:パインズクラブ通信 第378号

         
  • 公開日:2022年8月18日
  • 最終更新日:2022年8月21日

みなさま、お久しぶりでございます。

確か最後にメルマガを配信させて頂いたのが3月の20日頃でしたので、実に2か月半ぶりということになります。
その間メルマガもブログもまったく動きが無く、いったいあいつはどうしているんだ、もしかしたらインドでのたれ死んだんじゃあないのか・・・
なんてことを思ってくれたらいい方で、大半の方はすでに私のことはお忘れだったと思います。

なので改めまして、

みなさん!私がラクダ隊商の隊長です!
その後の2か月半いかがお過ごしだったでございましょう?

そんなわけで私も3カ月ぶりに日本に帰って来たわけですが、行ったのが2月の末でありましてまだ寒い時期だったわけですよ。で、帰国が5月の末ですから、本来ならすでに「初夏」も終わり本格的な夏に向かって気温もぐんぐん上昇している候、いかがお過ごしでしょうか、だったはずなのです。
ところが、帰国したと同時くらいに気温が下がってしまい、なんと20度を下回る日なんてのが続いたわけです。いいですか、帰国前に4日間滞在していたデリーはですね、日中の気温が44度だったのですよ、44度。
それがあーた、半分以下の気温じゃああーりませんか。
いえ、寒いのが困るとかじゃないのです。季節感が取り戻せないのです。
たとえば帰国後スーパーに行って好物の炒り大豆を買おうとしたのですが、これが店によっては季節外れには置いてない場合があるのです。はい、「季節」というのは節分、豆まきの辺りですね。
でまあ豆類のコーナーに行ったらちゃんと炒り大豆の小袋が置いてあって、その時「あー、まだ節分が終わったばかりだからなあ」なんてことを思ってしまったのです。それも天気が悪く気温が低かったからなのです。それが5月らしく空は晴れ渡り、気温も25度くらいになっていればそんな勘違いはしなくて済んだと思うのです。まっ、そもそも節分なんて私がインドに発つだいぶ前に終わっていたので、私の頭もニブって来ているとも言えなくもありませんが、そう認めてしまうと老いに負けた様な気がするので、ここはあくまでも天候不順のせいにしてしまうのであります。

とまあ帰国早々どうでもいいことをぐだぐだ申し述べているわけですが、ちょっと今回のインドの旅のことを書かなきゃいけませんですね、長期間お休みを頂いていた身と致しましては、はい。

まず今のインドの気候ですが、先ほどもちょっと書きましたように、デリーでは連日40度をぐぅ~んと超えて、だいたい43~45度くらいになっております。
ではそのくらいの気温になるとどうなるかと言いますと、まず風が熱いですね。なにしろ人の体温をはるかに超えておりますので。
たとえば私がバスに乗って窓(スライド式のガラス窓でした)を全開にして熱風を受けておりましたら、たまりかねた後ろの席の人が窓ガラスをグイグイ押して閉めてしまいました。私としてはいくら暑くても風があった方が汗を蒸発させてくれるのでいくらかマシだろうと思ったわけなのですが、確かに窓を閉めて風が当たらなくなるとちょっと涼しくなりました。
それからいつも利用するタクシーに乗った時のこと、ドライバーのバルジ(通称)が「エアコン点けるか?」と聞いて来たのですが私は断りました。
なにしろエアコンを点けると50%の追加料金を取られるのです。
で、まあ午前中はそのまま窓を全開にして走らせていたのですが、午後になってますます気温が上昇して来たら、またバルジが「エアコン点けるか?」と聞いて来たわけですよ。でもって私もまた「お金がかかるからいらない」と答えたのですが、さすがにバルジも体がきつかったらしく(ちなみにバルジも私と同世代です)「お金はいらないからエアコン点けよう」と折れて来たのであります。まっ、さすがのインド人もそれくらいキツク感じる気温というわけなのであります。

さて、今回の旅はたっぷりと時間を使っての贅沢な(金銭的にはつつましいですが)ものとなり、それだけにたくさんのエピソードもありますので、その辺はおいおいブログ(小ネタ中心)とメルマガ(少し長めのお話)でご紹介させて頂きたいと思っておりますので、どうぞお楽しみに!

それでは、またその頃お目にかかりましょう。

ごきげんよう!

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