夏至の日、日本では(ごく一部の離島を除いてですが)一年で一番太陽が近い日となります。
しかしインドはその大半が北回帰線の南となりますので、夏至以前に南の地域から順番に太陽が真上を通過して行くのであります。
私もかつてこの時期にインド亜大陸を南下したことがありますが、ある日自分の影が北側ではなく南側に出ていることに気づき、いたく感動したのを覚えております。
さて、今回の写真はデリーの夏至の日、正午近くに撮影した自分の影です。写真を撮るために下を覗き込む自分の頭が出っ張ってしまい、うまく影の「短さ」を表現できておりませんが、まあ実際に自分の影を確認するとこうなってしまうわけですので、それは仕方がないでしょう。
デリーはインドの中でも北の方に位置しておりまして、だいたい日本の奄美大島と同じくらいの緯度(北緯28度くらい)ですので、北回帰線(北緯23度26分22秒)より北ということになり、年間を通して影が完全に消えるということはないのであります。つまりこの写真も北を向いて写したということになるわけです。
とまあ、今回は「デリーの夏至の日の影はこんなだよ」というだけの話題なのですが、それだけではなんなので、写真に写っている私の靴は左右合計3度もウンコを乗せられてしまった靴であるということをご報告申し上げさせて頂くのであります。ぷんぷん!
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