ここは日本でも有名なガンジス河畔の聖地ヴァラナシ(ベナレス)の玄関口、その名もヴァラナシ・ジャンクション駅です。
時刻はすでに夕方の6時25分ということで、あたりは少し薄暗くなって来ております。
しかしそんな薄暗さだからこそ、コイン式自動体重計のビカビカ電飾はその輝きを増し、まるで誘蛾灯のように「さあ坊や、ここに乗ってコインを入れなさい、ねっ」とあやしく私を誘うのでした。気が付いた時には私は体重計の測定台の上に乗り、ポケットから取り出した1ルピーコインを投入口に差し入れておりました。
はい、ガチャリ・・・
出て来た体重カードに押された数字は66kgでした。今回も約3kgのバッグを持っての計測ですから差引63kgってとこですね。
見ればカードの裏面には、男女別に身長と体重の理想比率の表が印刷されています。
どれどれ、私は身長が約172cmだから・・・
ないぞ、172cmの項目がない!
まあこの小さなカードに1cm刻みで身長を書き連ねるわけにはいかないでしょうが、それにしてもこの刻みはなんなのでしょう?まったくバラバラじゃないですか。
とにかく近い値で見てみますと、どうやら私の体重は範囲内の下限になんとか収まっているようです。
このあと一週間もするとまた日本での生活に戻りますので、きっとまた体重もあっという間に戻って行くのでありましょうねえ。
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