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ポンディチェリーへ向けて再びバス移動:トリチー

         
  • 公開日:2011年1月13日
  • 最終更新日:2022年6月6日

結局トリチーには二泊しただけで、その中一日で寺院関連三連発の観光を済ませ、今朝はまた次の街へと移動となります。事前の調べでは、次の行先ポンディチェリーへのバスは8時15分発とのことでしたので、7時半にはホテルをチェックアウトしてバスターミナルに来たというのに、今朝改めて尋ねるとなんと9時発だというではありませんか。まだ1時間以上もあるよ・・・

まあインドではそんなことはよくある話とあきらめて乗り場付近に佇んでいると、一人のじいさんが現れ「ポンディチェリーへ行くならあのバスに乗れ」と声を掛けて来ました。
じいさんの指差す方向を見てみれば、バスターミナルの端っこに小奇麗なバスが停まっており、車体には「A/C(エアコン)」という実に魅力的な文字が誇らしげに書かれているではありませんか。
つまりこのじいさんは民間バスの客引きだったわけで、料金を聞くと130ルピー(約260円)とのこと。その金額は州営バス(こちらは58ルピー、約116円です)の倍ほどになるのですが、疲れが溜まって来ている身にはエアコンが付いた上におそらくリクライニングシートであろうバスで移動できるということは実にありがたいことです。
そこで荷物を背負ってじいさんの後に従い歩き出したのですが、ここはなにしろインドということで、もう一度「本当にあのバスはポンディチェリー行きなんだろうな?」と念を押しましたところ、じいさんは正直に「いや、実はポンディチェリーには直接行かないので、途中で乗り換えなければならない」と言うのです。

ちっ、なんだよ・・・そんな面倒くさいことができっかよ! と再び元のバス乗り場へと戻り、ポンディチェリー行の州営バスをひたすた待つことにしたのであります。

ところがバスは8時過ぎには乗り場にやって来ました。
こりゃまたずいぶんと早いじゃないですか。車掌にバスの行先を確認し、ついでに出発時刻を尋ねると、今度は8時40分発だというではありませんか。なぜこうも聞く人によって情報が違うのでしょう?適当なことを教えるくらいなら、知らないと一言言ってくれた方がどれほど助かるかわかりません。

とにかく一番でバスに乗り込み、いつものように特等席である通路突き当りの最後列に陣取りました。バスのフロントガラスには大きく「ROCK FORT EXPRESS」と書かれていて、それだけ見るととても速そうに思えるのですが、ポンディチェリーまでの200kmを5時間かけて走りますので、平均時速は40km程度なのであります。

トリチーからポンディチェリーまでの道のりは、ほとんどが新しく作られた高速道路のような道でなかなか快適でした。
でもこうした路線バスの魅力というのは、いくつもの街を通り過ぎていくことにあるので、街や集落を避けて造られたバイパス道はその点ちょっと物足りないのであります。

それでも途中で何度も入れ替わる乗客たちを観察したり、仕事の合間に私の隣に来てあれこれ質問を浴びせて来る車掌さんと話をしたりして、今回も路線バスならではの楽しみを充分に満喫したのでありました。あっ、ちなみにこの時はポンディチェリーまでは5時間40分かかりました。
つまり平均時速は40kmにも満たなかったということなのであります。

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