新年あけましておめでとうございます
さて、2015年はひつじ年である。
インドは街中にも動物がわんさといる国なので、想像上の動物であるタツを除けば、ウシを始めとして干支の動物の話題には事欠かない、
はずなのであるが・・・
それがヒツジに関してはそうもいかないのである。
そりゃあインドにもヒツジはいるし、私も見たことはある。
しかしここ最近の私が撮った写真には「らしき」ものしか写っていないのである。
たとえばこれなどがそうなのだが、これはたぶんヒツジではなくヤギであろう。私は動物学上の厳密なヒツジとヤギの違いというのを知らないのだが、その外観からごつごつしたのがヤギで、ふんわりとしたのがヒツジだと思っている。
なのでこの画像のものはヤギであろうと思うのである。
インドの主要宗教であるヒンドゥー教徒はウシを食べないし、イスラム教徒はブタを食べないので、ノン・ベジタリアン・レストラン(肉を出す店ね)では、チキンと並んでマトンが主力食材となっている。ほら、このメニューにもマトン・シーク・カバブ(Mutton Seek Kabab)というのが載っている。
しかしこのレストランのすぐそばにある肉屋街で売られているのは、やはりこんな感じのヤギなのである。なぜそれがわかるかといえば、さばいた肉と一緒に頭・・・まあ詳しい話はやめておくが、とにかくそこに行けばその肉がなんなのかがわかるのだ。
なのでインドでは「マトン」と言っても往々にしてヤギ肉だったりするのである。
*初めから「ゴーシ(ヤギ)」という名前の付くメニューもあります。
でまあ何が言いたいのかといえば、インドではヤギとヒツジの違いなんてあまり気にしていないようなので、インドの話題を紹介するこのサイトでも、ひつじ年にヤギの写真でご挨拶させて頂いてもいいのではないかとね、そういうことなのであります。
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