なにやら店先に山と積まれた銀の箱・・・
はてな?
ブリキでできたケースのようなのですが、それにしてもずいぶん変わった形をしています。ネズミ捕りでしょうか?
と、お店の看板に目をやれば・・・
あ~ら、ここはミシンのお店じゃないですかあ。
ならばこの銀の箱はミシンのケースということなのでしょうね、ふむふむ。
ということで、インドでは今もミシンは宝物のような存在です。
もちろん主流は足踏み式のミシンです。
日本でも私の子どもの頃にはどこの家庭にもたいていあった、あの黒くて重厚なミシンです。
インドではそんなミシン一台で営む仕立て屋さんもたくさんあり、比較的安価で縫い物をしてもらえますので、わざわざ家庭で高価なミシンを買うこともないんじゃないかとも思うのですが、こうしたミシンの専門店や修理店があるということは、それはそれなりの需要というものがあるのでしょう。
とにかくインドでは足踏み式ミシンはまだまだ健在で、ブリキの専用ケースにしっかり収納され、大切にされているのであります。
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