ここはインドのドライブインです。
黄色いきれいな鳥が何羽も大きな鳥籠(というか檻?)に入れられていました。何て名前の鳥か知りませんが、本当にきれいな鳥ですねえ。
でもインドってそこら中に野鳥がいて、それがまた結構きれいな色をしているのです。
まあデリーあたりで見られる「きれいな鳥」ってのは、以前ご紹介した緑色のインコでありまして、見飽きてるといえばまあそうなのですけどね。
で、あまり見られないこうした「黄色」の鳥が「希少価値」ってことでわざわざ「飼う」ということになるのでしょうね。
それって冷麦の色付き麺をありがたがる気持ちや、なぜか一本だけ生えていた金髪を大切にセロテープでノートに貼っておくこととか、本のページの角が折れたまま裁断にかけられていて、その部分を開くとなんだかイカのエンペラみたいな形になっちゃってて変なのに、決してそれを切り取らず、そのままそっと元に戻して読書を続けるのと同じようなもので、珍しいものを大切にするというのは人間に共通した気持ちなのでありましょう。
人間って、不思議だなあ。
おいおい、鳥の話をしてたんじゃないんかい。
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