私は今日もデリーの街角から、このメルマガをお届けさせて頂いております。
まあ「街角」って言っても、本当にそこらへんの交差点でテコテコ打ってるわけではないです。
インドにもちゃんとネットカフェがありまして、特に安宿が集中し、各国からの貧乏旅行者が集まるここメインバザールには、いろんな言語対応のパソコンがあるわけなんですね。
利用料金も1時間10~15ルピー程度ですし、接続スピードもなかなか速いです。
あとは床の掃除人がコンセントにぶつかって電源を落としてしまうのさえ気をつければ、なかなか快適な環境と言えるでしょう。
あっ・・・そう言ってる間に床の掃除人が近づいてました・・・
インドの床掃除人は、しゃがんだ状態で箒を床とほぼ平行になるような形にしてゴミを掃きます。
今私のすぐとなりを掃いています。
あっ、ここはいいから、別のところを掃きなさい。
だめだって!その床のスイッチのところに近づくなって!
やめろ!そんなにはげしくホーキを動かすんじゃない!
あーあーあーあー!
ぶちっ!
・・・・・・・・・
あらためましてこんにちは。
私は今デリーの街角からこのメルマガを・・・
とまあ、こんな感じで同じ文章を書かなきゃならないことも多々あるわけです。
さて、気を取り直して先に進みます。
えー、掲示板の方に「ひら」さんから書き込みを頂きました。
内容は、昨日のメルマガに登場したインドマックの新メニュー「カレーパン」が激辛味かどうかということと、路上商人歯抜けのヘビ屋が売り歩いていた「コブラのおもちゃ」がどんなものかというご質問でした。
それではさっそく、気になるメニュー「カレーパン」のことをもう少し詳しくご説明させて頂きます。
その新メニューは「CURRY PAN」というもので、本当はその前になにかもうひとつ言葉が付いたと思うのですが、ははは、忘れてしまいました。どうもしつねん致しました。
・・・
えーと、まあとにかくカレーパンなわけです。
でも、日本語の「パン」とは違うわけです。普通パンはブレッドって言いますから。
つまり、あの食べるときにすぐにはカレーに行き着かず、手は油でベタベタになる日本のカレーパンとは違う代物なのであります。
まず概要をご説明致しますと、ビスケット生地のような長四角の皿がありまして、その上にホワイトクリームシチューみたいなのが載っているのであります。
つまり「パン」は平たい容器を指すのだと思うわけであります。(違ってたらやんわりご指摘下さい。きつい言葉では私が傷つきます)
ホワイトソースは、ほとんどマイルドな味です。
具材はヤングコーン、ブロッコリー、マッシュルームなどです。たしか・・・
で、そのようなビスケット生地の器に、とろとろクリームという組み合わせでございましょ。
初めこそビスケットの外壁がクリームの流出を防いでいるのでございますが、一口目でその壁の一部が取り払われるわけざーますよ。そりゃ斜めにすればこぼれてこないのですが、どうしてもかぶりついて口から離すときに、とろっとクリームが流れ出してしまうんざーますね。
もう指なんかベタベタざーますのよ、おくさまあ!おほほほほほ!
なんで奥様になってしまったんだろう、カレーパンの話で・・・
えーと、こんな感じでおわかりになりましたでしょうか?
わからなかったらまたご質問下さい。すんません。
次はコブラのおもちゃです。
これはよく日本でも見かける、無数に間接のあるくねくねヘビのおもちゃです。
昔は竹とかでできていましたが、最近はプラスチック製のものに取って代わられ、観光地のお土産屋さんの店先で、寂しそうにトグロを巻いてるあれです。
で、インドのコブラのおもちゃは木でできておりまして、長さは1mくらいもありましょうか。
その胴体を構成するのは、5cmくらいの長さのパーツです。
それが釘でつなぎ合わされ、動くようになってるわけです。
日本のヘビのおもちゃとの大きな違いは、頭の部分がコブラですから、シャモジみたいに平べったくなっていて、そこだけは立った状態になっているということです。
歯抜けヘビ屋のオヤジは、そんなコブラを両手に1本ずつ持ち、観光客が来るたびにくねくねさせて「買え」と言うわけです。
しかしなかなか「はい、買います」という人はいないので、来る日も来る日もその歯抜けヘビ屋は、灼熱デリーの凶暴太陽に照らされながらくねくねくねくねし続けるのでありました。
やや、今日はこれで時間が来てしまいました。
でもインドからのメルマガはまだまだ続きます。
明日も配信させて頂きますので、他にもご質問などございましたらお気軽にお寄せ下さい。
それではこれより、インド人との対決です。
行って参ります!
その前にマック寄ってこうかな・・・