インドには動物がたくさんいます。それはなにも密林での話ではなく、たとえばデリーのような大都会でも、犬、牛、ヤギ、ヒツジ、イノシシ(野豚)、サル、リス、ネズミ、イタチ、インコ、トンビなどが普通に見られ、そのほか人間に使われる形で馬、ロバなんてのもたくさんいるということです。
とまあ、日本に比べたらずいぶん人間と動物の距離が近いように感じるインドなのですが、それでもペットショップというものが存在するから不思議です。
この写真はオールドデリーにあるペットショップです。その証拠にはおにいさんの横には小鳥の入った鳥カゴが積み重ねられ、後方のお店の看板には「Hobby Zoo」とか「Exotic Bird & Fish」とか書かれています。
実際お店に入るとウサギやモルモット、オウム、熱帯魚といった、日本のペットショップでもおなじみの小動物が売られております。
私は初めてこういうお店を見た時、そこは食用の小動物(ウサギとかハトとか)を売ってるお店かと思ってしまいました。だって緑色のきれいなインコなんてのがそこらじゅうに飛んでる国ですから、なにもお金を出してエキゾチックバードなんて買う人がいるとは思えなかったのです。
でもこんな本格的なペットショップ以外でも、それこそその辺で捕まえて来たんじゃない?って感じの緑のオウムが道端で売られていたりしますので、まあ当然需要があるというわけなのでしょう。
まあ、買った後その鳥をどうするかは各自の判断に委ねられますので、絶対に食用じゃないとは言い切れないところですが、菜食主義者も多く、また信仰から動物にやさしいインド人でありますので、きっとそんなことはないのだと思う次第なのであります。
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