これも大阪梅田のH急百貨店に催事出店した際、店頭配布用にと作ったポストカードです。
この写真を撮影した場所は、デリーにあるプラーナ・キラーです。
プラーナ・キラーとは「古い城」の意味で、のちに興ったムガル帝国がデリーに建てたラール・キラー(赤い城)に対しての呼び名となります。
写真に写っているのは場内にあるキライ・クーラン・モスクです。この右手にはムガル帝国時代に書庫として使われていた八角形の建物があり、ムガル帝国第二代皇帝フマユーンはその階段から転落したことがもとで死去したと言われています。
*その意味ではフマユーン廟のポストカードとセット配布したのは正解だったかもしれません。
またこのプラーナ・キラーは、第二次大戦終結後に日本人捕虜の収監所としても使われていたという歴史があります。
いまでは城内はこのように公園風に整備されていて(有料ですが)、あちらこちらの木陰では若きカップルが仲睦まじくくっついていたりするのであります。