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2008年6月6日:パインズクラブ通信 第311号

         
  • 公開日:2022年8月15日
  • 最終更新日:2022年8月20日

暦の上では・・・

6月の声を聞いたかと思ったら、いきなり関東地方も梅雨入りしてしまいました。

なんでも関東地方の今年の梅雨入りは、平年より6日早いということで驚いてしまったのですが、逆に沖縄地方は平年より14日遅かったそうでありまして、それにはもっと驚いてしまいました。日本って大きいなあ。

とまあ早々に梅雨入りした関東地方の片隅からお送りしているわけですが、その梅雨入り前に、以前からなんとかしようと思っていた物置の片づけを、ようやくこの前の休日に終わらせることができました。

しかしまあいろんなものが押し込められていたものです。
たぶんもう使わないスキー板、たぶんもう見ることのない古いテレビ、たぶんもう読むことのない古雑誌、たぶんもう着ることのない若干サイズの小さい服・・・

そして、たぶんもう塗ることのないであろう黄色いペンキ缶。

私はその小さなペンキ缶を持ち上げてみたのですが、中身はもうほとんど残っていないのかとても軽く、振ってもちゃぽちゃぽという音も聞こえませんでしたので、そいつを処分することにしたのですが、はて?どうやって処分しましょうかってことですよ。
その缶は金属製のものではなくプラスチック製のものでしたので、容器の処分は所定のゴミの日に出せばいいのでしょうが、問題は中身のペンキなわけでして、ともかくまずはフタを開けて中身を分離しようと思ったわけです。

まあ普通ペンキ缶のフタを開けるには、フタの周りの溝にマイナスドライバーなどを突っ込み、テコの原理を利用してぱっこんと開けるのですが、その時の私は物置の片づけでだいぶ疲れており、ドライバーを探しに行く気力がなかったのです。
でもその容器はプラスチック製なものですから、ドライバーなどなくても缶を床に横倒しにして足で踏めば、容器がへしゃげて簡単にフタが取れるとね、そう考えた私はそいつをさっそく実行してみることにしたのです。
ただ、ここで気をつけなければならないのは力の加減です。強く踏み過ぎてしまうと、その勢いでフタは飛び中身のペンキはあたりに飛散してしまう可能性があるのです。ここは慎重に事を運ばねばならないのです。

しかしまあ人間というのはなんて不思議な生き物なのでしょう。
入っちゃダメとわかっているところに入ったり、触っちゃダメだと言われてるのに触っちゃったり、食べちゃダメだっつーのに食べちゃったりするわけですよ。
でもってね、もしかしたらこんなことしたらマズイ結果になるんじゃないかなあなんて予想ができてるのにね、まんまとそういうマズイ結果を引き出す行為をしちゃったりするわけですよお、わっはっはっ!

はい、

うまく力の加減ができなかったためか、はたまた最初からそんな方法は無謀だったのか、気がついたら私のズボンにはまるでマンガなどで描かれる爆発シーンのような黄色い模様がベッタリと付き、物置のそこここには黄色い飛沫の小さな点がぽちぽちとくっついてしまっていたのであります。

あ~あ・・・

たった二本しか持っていない夏用薄手ズボンの一本が、一瞬でダメになってしまった・・・

 

*このメルマガの後半へ続く

〔本題〕実際のメルマガではここに新着情報などが載ります。

*このメルマガの前半からの続きです。

 

先日ホタルを見に行きました。

えっ?その話はもう聞いた?

いえ、そうじゃなくて、また見に行ったのです。

最初に見に行ったのは先週の水曜日で、まだホタルの出始めだったのです。
で、それから日に日にホタルの数が多くなって来ているということで、また日曜日と水曜日の二回見に行ったのです。

さすがに日曜日の夜は人出も多かったです。その日飛んでたホタルの数は35匹ほどとの観測データが公表されておりましたので、まあ人の方が断然多かったわけでして、ホタルと喧嘩になったらきっと人の方が勝ってたでしょうね・・・って、ホタルはガンを飛ばして来ることも、光の点滅をものすごく早くして煽って来ることもないと思いますので、あまり喧嘩に発展する事態にはならないとは思いますけどね。

あー、でも、ひとりのおっさんが近くに飛んで来たホタルに平手打ちを喰らわせていましたよ。でもって地面に落ちたホタルをつまみ上げ、自分の子どもに見せておりました。
私は最初この光景を見たとき、「うわっ、ナンテゴムタイナ・・・」と思ったのですが、考えてみたら初めてホタルを見る子どもにとっては、暗闇を舞う不思議な光だけじゃあなんだかよくわからないわけですね。やはりそこは間近で小さな虫のケツ、いえ、お尻が光る様子を観察しなければ本当の理解はできず、もしかしたらその理解不足から戦争へと発展・・・しないです、はい。

とにかく私の子どもの頃は、虫は観察するものではなく遊ぶものだったわけで、クワガタ虫やカブト虫、セミにトンボにチョウチョなんてものを捕まえてはおもちゃ代りにして遊び、そしてその虫についていろいろなことを覚えていったのです。トンボの首に糸を付けて飛ばしていると首が取れちゃうとかね。

そしてホタルだって例外ではなく「ホタル狩り」なんていう、その字面を見たら恐怖すら覚えるような行事が毎夏行われていたわけです。
しかもホタルの捕まえ方って、飛んでるホタルをウチワではたき落とすんですからすごいです。よくホタルが怒って喧嘩にならなかったものですね。

そんなわけで子どもには間近で虫と触れ合い、学んで欲しいと思うのです。

でも私はもうホタルを捕りたいと思うお年頃でもないので、遠くの暗闇をふわふわと漂う淡い光を見ているだけで満足なのです。

しかし遠くのホタルの光というのは、最初こそ「ああ、あそこにホタルが飛んでいるのだな」と思いながら眺めますが、次第にその発光元であるホタルの存在を忘れてしまい、その小さな光の点をぼんやり眺めながら、まったく別のことを考えたりなんてしてしまうものなのです。

私はだいぶ数の増えたホタルの光が、点々と暗闇に散らばっている様を眺めながら、物置の中に飛び散ってしまった黄色いペンキの飛沫のことなんかを思い出してしまい、まったく風情もクソもなかったのであります。

それでもまた見に行くぞ、おーっ!

ということで、今週はこの辺で失礼致します。

また来週まで、

ごきげんよう!

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