とにかくネズミたちはここではとても大切にされています。
ほら、こうしてネズミたちにはいつでも充分な食事が与えられていますので、衣食住が完全に保障されているわけです。あっ、「衣」に関しては各自の自前ですね。我らがアンバサダーのドライバー氏は敬虔なヒンドゥー教徒で、今回の旅行でこの寺院に来るのをとても楽しみにしていたようです。他の観光地ではたいてい車のところで待っているのですが、この寺院には私たちと一緒に入って来て、いろいろと説明をしてくれました。曰く、
ここのネズミたちは決して寺院の外には出ない。
また外にいるネコも寺院の中には一歩も踏み入らない。
何年か前にこの付近でコレラが大発生したが、この寺院の供物を食べていた人は感染しなかった。
などなど・・・
ふ~ん、なるほどね。
まあネズミがここから出て行かないことや、ネコがここに入って来ないことはそれほど不思議でもないのですが、コレラ感染を防ぐ供物というのはすごいじゃないですか。あとで私ももらって食べてみましょうかねえ。それはそうと、ネズミの飲んでるミルクに黒い小さなツブツブが入っているのですが、これってたぶんチョコチップとかじゃないと思うのですよ。可能性から言って、やはりこれはうんこじゃないかと思うのですが・・・
あー、もしかしたらここの供物を食べてる人というのは、日頃からコレラやペストなどに耐性ができていて、病気に強い体ができているということかもしれませんねえ。
やっぱりお供物もらうのはやめとこうかな・・・
*すべて2007年3月時点の情報です。
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