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ビーチリゾートでの過ごし方:コヴァラム・ビーチ

         
  • 公開日:2010年10月27日
  • 最終更新日:2022年6月4日

そろそろ「くどい!」と言われそうですが・・・

南インド随一の美しさと言われるコヴァラム・ビーチ。

そんなビーチでは、連日時を忘れて楽しそうに遊ぶ若者たちのこんな姿があちこちで見受けられます。うそです。

実はこれ、ビールのポスターです。少なくとも私の行った4月10日過ぎの時点では、このビーチはすでにオフ・シーズンでありまして(だからホテルも安く、私もここに滞在しようという気にもなったのですが)、このようにはしゃぐ若者の姿などは微塵もなく、たまにインド人の団体が服のまま波打ち際ではしゃいでいるか、このポスターのあるビア・レストランの一番隅のテーブルで、飲みなれないビールをしこたまのんで、全員どろんとした目でやるせなさそうにしているインド人青年のグループがいたりするだけでした。

とは言え、それでもここは南インド随一の美しさ(ホントくどいなあ)と言われるビーチなのです。オフ・シーズンとはいえども、やはりここでの一日は、海に始まり海に終わるのです。

まず、夜が明けるとこうしてビーチを散歩する人が出て来ます。見ていると結構犬連れの人が多いのですが、その姿恰好からこの辺に住んでる人とも思えず、また犬もわざわざ母国から連れて来たとも思えないので、そのへんのノラ犬が勝手にくっついて来ているだけなのかもしれません。

陽が高くなって参りますと、人々は三々五々ビーチにやって来て、海で泳いだり、砂浜に寝そべったり、読書をしたりと、それぞれのスタイルでバカンスをエンジョイします。

しかしそこはオフ・シーズン、ビーチの人出はこの程度です。

海で泳いでいるのはせいぜい6、7人といったところですし、パラソル(有料)だって数えるほどしかありません。真夏の湘南と比べたら、一人分の場所が広過ぎちゃって持てあましてしまいます。

でもまあせっかく目の前にきれいなビーチがあり、天気も良いし気温は高いしで、これで泳がない手はありません。

で、私もボディボードに挑戦しました。

ボードはビーチで営業しているレンタル・ボード屋で借りたのですが、1時間50ルピー(約100円)でした。リゾート地ということと、周りに外国人が多かったことで、なんとなく「そんなもんかなあ」と思ってしまい、特に値切りもしないで借りたのですが、もしかしたらちょっとボラレていたかもしれません。

実はこの前に何も持たずに海に入ったところ、打ち寄せる波も大きく、またそれにも増して沖に戻る流れ(海の表面ではなく足下の方の引き)が強く、こりゃあ下手したら沖に流されてこのまま日本に流れ着いてしまうのでは、という恐怖心を感じたのと、手ぶらで海に入っても意外とやることがなくてつまらないなあと思ったこともあり、こうしてボディボーダーとなった次第なのです。初めてのボディボードでしたが、これがやってみると波をつかまえるのがなかなか難しく、滞在中毎日(といっても3日ほどですが)やって、うまく波に乗れたのは3回程度でした。
泊まってるホテルのあんちゃんにも指導を受けたのですが、どうも私はセンスがないようです。

そして海でひとしきり遊んだら、シャワーを浴びてお昼寝です。*写真はイメージです。ちなみにこれは沖縄で買ったお気に入りの「なんくるないさあ」Tシャツです。

といった感じでビーチ・リゾートの一日は過ぎて行き、日が暮れるとまたシーフードにビールという、なんとも贅沢な滞在だったのであります。あー、また行きてえ~

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