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2010年インドの旅・実録編:第62回 ラーメシュワラム

         
  • 公開日:2012年12月11日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年4月20日(火) ラーメシュワラム 晴 33℃くらい

ハイダラバードから来たグループと、一人Rs.100でチャーターすることになった。

トラック野郎が「昨日もおまえを見たぞ」と言うので、「昨日は歩いて行こうとしたがダメだった」と答えると、「9kmあるからそりゃムリだ」と言う。

四輪駆動のオンボロトラックは、砂地の深い轍を辿るようにして出発し、砂漠のような大地をひた走る。
やがて昨日到達した教会を通り越した。ここまででもかなり距離はある。よくまあ歩いたものだ。
ところがその先がはるかに長かった。しかも最後の方は干潟のような泥濘地帯もあり、これはとても歩いて行くのはムリである。確かに9kmくらいあるかもしれない。

走りに走って辿り着いた先は本当に先っぽであった。もっとも三角の頂点が真っ直ぐ海に消えているというわけではなかったが、先の方では三方どこを見ても海だった。
そして海の彼方にこの砂浜と同じような色の部分が見えるので、あれがスリランカへと続く「アダムズ・ブリッジ」の最初のひとつなのだろう。

やっぱり来てよかった。
記念に貝をひとつ拾って帰る。

【以下の解説は2012年12月11日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年4月20日(火) ラーメシュワラム 晴 33℃くらい

ハイダラバードから来たグループと、一人Rs.100でチャーターすることになった。

待つこと30分、ようやくトラック野郎が他のグループとの相乗り案を提示して来た。同乗するのはハイダラバードから来た10人ほどのグループで、一人当たり100ルピーとのこと。相手グループとお互いに出す金額が同じかどうかを確認し合い、めでたく出発の運びと相成った。
ダヌシュコーディーのトラック

トラック野郎が「昨日もおまえを見たぞ」と言うので、「昨日は歩いて行こうとしたがダメだった」と答えると、「9kmあるからそりゃムリだ」と言う。

話がまとまり、トラック野郎も私に対する負い目がなくなったからか、ここで初めて「お前は昨日も来てただろ」と笑顔で話しかけて来た。おう、そうともさ。でも完全に無視されてたけどな。 しかしここから半島の先端まで9kmもあるとは・・・なにしろ某ガイドブックには「半島の先まで歩くのは楽しい」と書いてあるのだ。言っちゃあなんだが私は歩くのが好きな方だが、この炎天下になにもない砂浜を往復18kmも歩くのが楽しいとはとても思えない。実際昨日はその半分も歩けなかったのである。ちなみに帰りだけトラックに乗るというのは原則的にできないはずである。もっとも金を積めばどうにでもなるとは思うが。

四輪駆動のオンボロトラックは、砂地の深い轍を辿るようにして出発し、砂漠のような大地をひた走る。

さあ、今日は車なのでゆったり景色を楽しもう、と思ったら、このトラックにはちゃんとした窓というものがついておらず、外の景色を見るには幌の下の隙間から覗くしかなく、そのためには体をかがめなければならないのでなかなかつらい。トラック野郎たちには乗車方法の改善とともに、輸送途上のサービス向上にもぜひご尽力頂きたいとそう願う次第である。
ハイダラバードからのグループ

やがて昨日到達した教会を通り越した。ここまででもかなり距離はある。よくまあ歩いたものだ。

教会まではおそらく3~4kmくらいのものだと思うが、車で来てみてあらためて「遠いなあ」と思った。
ダヌシュコーディーの教会

ところがその先がはるかに長かった。しかも最後の方は干潟のような泥濘地帯もあり、これはとても歩いて行くのはムリである。確かに9kmくらいあるかもしれない。

実はトラック野郎の言う「9km」という距離を疑っていたのだが、確かにそれくらいありそうだ。もしここを歩いてみようという人がいたら、水を10リットルくらい持って一日がかりのつもりで行くことをご提案申し上げる。
ダヌシュコーディーのぬかるみ。

走りに走って辿り着いた先は本当に先っぽであった。もっとも三角の頂点が真っ直ぐ海に消えているというわけではなかったが、先の方では三方どこを見ても海だった。

地図で見るととても幅の狭い半島に見えても、実際トラックで走って見ると結構幅があるものである。しかしさすがにその先端は少し湾曲しながらではあったが、細くとがっていた。
ダヌシュコーディーの先端

そして海の彼方にこの砂浜と同じような色の部分が見えるので、あれがスリランカへと続く「アダムズ・ブリッジ」の最初のひとつなのだろう。

トラックはその先端よりちょっと手前で停まったので、あとは歩いて「最先端」を目指した。意外だったのはたいした距離でもないのに、そこまで行く人があまりいないということだった。 残念ながら先端に立ってもスリランカは見えず、それどころか小島も見えない。ただ海の色が少し変わっているところがあったので、そこがアダムズ・ブリッジの始まりなのだと納得することにした。
アダムズ・ブリッジを望む

やっぱり来てよかった。 記念に貝をひとつ拾って帰る。

いろいろあったけど、いや、いろいろあったからこそ余計にここに立てたことが嬉しかった。 拾う貝は「ひとつだけ」にするというのがなんとも良いように思えてそうしたのだが、ハイダラバードからの男に見せたら、「これも持って行け」と自分で拾った貝を二つくれ、都合三つになってしまった。
ダヌシュコーディーの貝殻

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