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2010年インドの旅・実録編:第1回 デリー

         
  • 公開日:2012年9月7日
  • 最終更新日:2022年6月10日
〔当時のメモより〕
*金額に関しては当時1ルピーが約2円だったので、ただ単に2倍にすれば円価になります。

2010年3月19日(金)デリー 晴

7時半頃起き出す。
その前から何度もトイレに行く。ひどい下痢。

8時15分頃マルホトラでいつもの朝食。
ちゃんと食べられたがその後胃が重い。

シャワーを浴び、ヒゲと頭を剃る。

荷造り。不要な物(古タオルやビニール袋など)まで入れたので結構パンパンになる。

11:35 部屋の電気が落とされたのでそれを機にチェックアウトする。2泊分Rs.1800(割勘)

M君がトラベルデスクで用事を済ます間、ソファーに座って待っているとひょろっとした青年が来て横になる。お腹を壊してしまって大変とのこと。R氏の指示で医者に行った。一週間の滞在の最終日とのこと。

エアインディアのオフィスは移動したらしい。

【以下の解説は2012年9月7日のものです】

〔以下メモに解説を加えて〕

2010年3月19日(金)デリー 晴

メモは日記のようなものなので、日付や曜日はもちろんのこと、天候や気温なども書く。しかしこの日は気温が記入漏れであった。まあそういう日もある。

7時半頃起き出す。
その前から何度もトイレに行く。ひどい下痢。

私は何回インドに行っても下痢をする。もっとも七転八倒するほどの腹痛を伴う下痢は一度洗礼を受けた後二度とかかっていないが、それでも結構ひどい下痢が続いたりする。お腹の変調は日本で食べたものが体から出切ってしまったあたりからいつも始まる。私にとってのインド旅行は下痢との闘いでもあるのだ。

8時15分頃マルホトラでいつもの朝食。
ちゃんと食べられたがその後胃が重い。

メインバザールでの朝食「マルホトラ」というのはメインバザールにある食堂のこと。日本人の利用も多いホテル「コテージ・イエス・プリーズ」の向かい側。ニューデリー駅から見たら、メインバザールの果てといった場所。
「いつもの」というのはトーストにトマトスープ、ヨーグルトの組み合わせ。いつもそれしか頼まないのだが、ボーイは毎回律儀にオーダーを取りに来てくれる。私が「何を頼むと思う?」と振ると、「トースト、トマトスープ、アンド・・・カード!(ヨーグルトのこと)」と答え、私はそれを聞いて静かに頷くのである。

シャワーを浴び、ヒゲと頭を剃る。

この頃私は頭を剃っていた。これだとシャンプーは不要で石鹸ひとつで頭のてっぺんからつま先まで洗えるので便利!と思ったのだが、だんだん剃るのが面倒になってしまった。でもだからといって床屋に行くのは嫌なので、最後までぞりぞり剃り続けた。

荷造り。不要な物(古タオルやビニール袋など)まで入れたので結構パンパンになる。

タオルなどは捨ててもいい古い物を日本から持って行くが、それでもなかなか簡単に捨てられない貧乏性である。まあ捨てるのはいつでもできるのだからと、毎回荷造りの時にバッグに突っ込んでしまうのである。

11:35 部屋の電気が落とされたのでそれを機にチェックアウトする。2泊分Rs.1800(割勘)

安いホテルなどでは日中電気を元から止められてしまうことがよくある。どうしても部屋にいたい場合はフロントに言ってブレーカーを上げてもらう。
「割勘」とあるのは一部屋単位の料金だから。つまり900ルピーの部屋に二人で泊まれば一人頭450ルピーということである。ただし規定の人数以上は泊まれない。また二人部屋を一人で使う時は割引になるという宿もある。

M君がトラベルデスクで用事を済ます間、ソファーに座って待っているとひょろっとした青年が来て横になる。お腹を壊してしまって大変とのこと。R氏の指示で医者に行った。一週間の滞在の最終日とのこと。

短期の滞在だと、たいてい最終日に症状が現れたりするから面白い。いや、本人からしたら面白がってる場合ではないのだが、それはおそらく帰国が目前となって緊張がほぐれるからだと思う。私もかつて帰国日の朝から腹具合がおかしくなり、日中はひどい腹痛と下痢で七転八倒し、息絶え絶えで帰国して検疫で引っかかったことがあるのでちっとも面白くなどないのだぞ!
「R氏」とはトラベルデスクにいるインド人。日本語を話すので多くの日本人が彼を頼りにしている。

エアインディアのオフィスは移動したらしい。

その青年がトラベルデスクの人と話していたのを聞いたのだが、エアインディアのオフィスの場所が変わったらしい。
ちなみに以前はコンノートプレイスの外側に建つ大きなビルの一階に入っていた。さらにちなみにだが、私はそこで靴にうんこを乗せられたことがあるので、今でもそのビルを「うんこビル」と呼んでいる。

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インドの南京錠