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いざ行かん!魚の目を持つ女神の世界へ・その3:シュリ・ミナークシ寺院

         
  • 公開日:2010年11月17日
  • 最終更新日:2022年6月3日

いよいよこの寺院の主であるミナークシ女神の神殿へと参ります。

黄金のハスの池を左手に見て回廊を進んで行くと、煙が立ち昇っている大きな香炉のある場所に出ました。
ここにいる参拝客は、まさにこれからミナークシ神殿に参拝するんだぞ!といった緊張感に満ち溢れていて、この辺り一面は一種独特の高揚感に包まれております。ちなみにこの右側のステンレス製のタンクは、浄財を入れる賽銭箱です。
良く見ると奥の方にも同じようなタンク、いえ、賽銭箱がありますので、結構お賽銭を入れる人がいるのでしょう。

突き当たりの右側に入場券の販売窓口がありましたので、私も並んで入場料の50ルピー(約100円)に加え、カメラ持ち込み料の50ルピー、つまり計100ルピー(約200円)を払いました。さあ、いよいよこれから神殿へと入るわけなのですが、入口の係官に切符を見せて中へ進んだところで、「ここはヒンドゥー教徒以外は入場できない」と言われ、追い出されてしまったのです。

一瞬「あれれ?」となりながらも一旦外に出て、「はて?ちゃんと入場料も払ったのに入れてくれないとはどういうことだろうか?」「もしかしたら神殿には入れないけど、他に何か特別な部屋でもあるのだろうか?」なんてことを思いながらその辺の人に「入口」を尋ねると、「あそこから入るんだ」と指差されたのは、列を整理するためのジグザグに設置された柵でした。
「なるほど、あそこに並ぶのか」と、柵の所に行きましたら幸い人があまり並んでおらず、調子よくジグザグ路をすいすいと進んで行きましたところ、あれれ?出たところはまた先ほどの神殿の入口じゃああーりませんか。もちろん今度もまた係官に追い返されてしまいました。入場券を売る窓口があるのに入場口がない、ということがどうにも納得できず、しばらくその場にたたずんで「それらしき所」を探したのですが、やはりあるのは神殿に続く入口だけ・・・

なんともキツネにつままれたようで、入場料とカメラ代だけ騙し取られたような気もするのですが、そもそもこの広い寺院の中にはすでに入っていろいろ見ていますし、写真だって何枚も撮っておりますので、その代金と考えれば当然の支払いかとも思います。しかたなく一度お店のたくさん並ぶ場所まで戻り、横移動をしましたら別の通路がありました。先ほどのミナークシ神殿に続く通路から見ると、一本北に入ったところに平行に造られたものでしたので、「もしかしたらこちらから回り込んで神殿に入れるのかも?」と思い進んで行きました。

通路を進んで行くと、次の建物との狭間に象がいました。見ればみんな象の前に順番に進み出ています。

なるほど、これは象に祝福を授けてもらっているわけですね。

こういう風景はたまに街角などでも見かけることがあるのですが、私はまだ祝福を受けたことがありませんでしたので、これはチャンスと順番を待ちました。

わくわくしながら自分の番を待ちながらも、やはり気になるのはお布施の額です。みなさんいったいいくらくらい出しているのでしょうか?

次々に象の前に進み出る人たちの手元を凝視していたところ、みなさん結構小銭で済ませているようでしたので、私も5ルピー(約10円)のお札を小さく折りたたみ、象の前に差し出しました。
すると象は慣れた手つき・・・鼻つき? でお札をさっと取ると、そのまま鼻を私の頭上に持って行き、そして軽く頭の上に落としました。注:写真は私ではありません。私はどちらかというとその横のおっさんに近いです。

それはほんの一瞬の出来事でしたが、力加減は強過ぎず弱過ぎずといったほど良い感じでしたので、象の鼻というのは実に敏感にできていているんだなあと感心してしまいました。

とにかくこれで私も晴れて祝福を授かりました。

きっとこれからは毎日楽しく遊んで暮らして行けることでしょう。

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インドの伝統工芸細密画